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小嶋享County Line Showroom代表元フリーライター、現在「County Line」ショールームの管理人。19年ぶりの日本に戸惑いながら、恵比寿にアメリカンスタイルのショールームをスタート。毎年2月にカリフォルニアで開催されるヴィンテージファッション・イベント「Inspiration」のメディアディレクターも兼務。www.countyline.jpinspirationla.com

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小嶋享
County Line Showroom代表
元フリーライター、現在「County Line」ショールームの管理人。19年ぶりの日本に戸惑いながら、恵比寿にアメリカンスタイルのショールームをスタート。毎年2月にカリフォルニアで開催されるヴィンテージファッション・イベント「Inspiration」のメディアディレクターも兼務。

www.countyline.jp
inspirationla.com

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ショールーム取り扱いブランド:サンダル編

2011.09.14

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ショールームの不動産契約が無事に終った。奇跡だ。
日本では1ミリの信用もない私。税金すら払ったことがない(注:アメリカではきっちり払ってました)。そんな人間に物件を貸す大家などいるのだろうか? そんなこと考えながら不動産屋を巡る。物件資料を吟味しながら、内見したい物件を絞り込む。

ここまでは楽しい。

しかし、内見を終えて、不動産事務所に戻り、冷たい麦茶が出てくるタイミングで静かに切り出す。「いや〜、数週間前に日本に帰ってきたばかりで、日本での信用がまったくないんです。。。お恥ずかしながら」。お茶目感たっぷりに告白する。39歳のおっさんにお茶目感など備わっていないが、それでも強引に搾りだす。

当然のことながら不動産屋は固まる。2秒ほど無言になる。鬼が通り過ぎる。風鈴が鳴る。ちりーん。

そんなやり取りを何度か繰り返し、奇跡の不動産業者に巡り会うことができた。担当者は同郷青森の人間。この共通点を生かさない手はない。地元の話、甲子園で光星学院が準優勝した話、その後、飲酒問題が発覚した話、矢継ぎ早にローカル話を投入する。もちろんお茶目感は忘れない。

そんな猛アピールが通じたのか、数日後に大家さんから「真っ当な連帯保証人付き」という条件で契約OKを頂いた。幸い、真っ当な連帯保証人もすぐに見つかった。この場を借りて、二つ返事で契約書にサインをしてくれた真っ当な連帯保証人様に感謝の意を伝えたい。ありがとうございました(心の底から)。


話が大幅に逸れた。


本題に戻ります。
ショールームは10月オープンを予定しております。オープン前のプレ企画として、本ブログを通じてショールーム『County Line』で展開する8ブランドを紹介していきたいと思います。記念すべき第一弾は、レザーサンダルブランド、Browns Sandal(ブラウンズ・サンダル)です。

ショールーム『County Line』のこだわり、一丁目一番地は「長く愛せるプロダクト」。そのコンセプトに見事にマッチしたのが、Made In Californiaのサンダルブランド『Browns Sandal(ブラウンズ・サンダル)』です。
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カリフォルニア州モハビ砂漠で夫婦二人で作っています。アメリカ製のレザーを使ったmade in usa、100%ハンドメイドのサンダルです。
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ビブラムソールを搭載しているので、クッション、グリップ性に優れている。長時間履いていても足が疲れません。
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ストラップはリベット補強されているので、とても頑丈。アメリカ製のレザーは履き込むほど足に馴染みます。IMG_7600.JPG

夫婦二人で作っているため、一日に作れる数には限りがあります。大量生産はできないので、必然的にコストは上がってしまいます。しかし、クオリティの高さ、寿命の長さを考えればけっして高い買い物ではありません!フル稼働のオートメーション工場が作る金太郎飴サンダルとは、一線を画するユニークなブランド、Browns Sandal。

「1シーズン履くだけだから、安物のなんちゃってレザーサンダルでいいや」

そんな考えは、おっさんのお茶目心と一緒にどこかに捨ててください。