VANS × Standard California = "AUTHENTIC" - California Love（小嶋 享）

Standard Californiaが別注したVANS AUTHENTIC。

昨年のSD展示会で出会い、一目惚れ。デリバリーはまだか、と待ち焦がれておりました。そして、先週金曜日（4/6日）、ついに発売日を迎えたというのに、諸事情あって買いに行けず。翌、土曜日（4/7日）にはVANS NIGHTなるイベントも開催され、VANSを買い求める人が殺到......。売り切れたらどうしよう、と一人焦っておりました。

余談ですが、我が家の下駄箱にはスニーカーが一足も入っておりません。アメリカを引き上げる際に、私物を片っ端から処分したため、手持ちの靴はレッドウイングとヴィンテージコンバースの2足だけになってしまいました。帰国の荷物を減らすべく→eBayで私物を売りはじめたところ→予想以上の高値がつくものだから→テンションが上がっちゃって↑必要なものまで売っぱらい→→気が付けば足下にはレッドウイングとコンバースだけが残った次第であります。eBayは魔物だ。

アメリカから持ち帰ったレッドウィングとコンバースは中一日という過酷なローテーションで完投させられ、過労死寸前。中継ぎ、抑えはブラウンズサンダル（てんてんつき）だけ。リリーフ陣は夏場限定。

"俺靴ファイターズ"の先発陣は崩壊寸前でした。

そして、2週間前。コンバースが力尽きてリタイア。革靴リペア職人のBRASSの松浦さんに無理を承知でリペアを依頼し、現在、入院＆リハビリ中。開幕直前に痛すぎる離脱。

残されたレッドウイングは一人でローテーションを守り続けていますが、コイツも過労死寸前。「ブーツはハードに履いてこそ味がでる」を信条に20年履き倒してきましたが、最近はメンテナンスを怠っているため、クタクタのご様子。そもそも、先発二本柱だけでシーズンを乗り切れるわけがございません！　有望な新人が必要なんです、"俺靴ファイターズ"には！

話しが大幅に逸れた。

掻い摘んで申し上げると、「スニーカーが欲しかった。とっても！　そして今日手に入った。嬉しい！」です。

では、ここからはVANS x SD AUTHENTICのこだわりポイントを写真とともにご紹介します。

<こだわりポイントその1 : チェッカー柄のサイドテープ>

チェッカー柄のサイドテープは、現行のVANSではほとんど見られないディテール。ヴィンテージのVANSでもほとんど手に入らない稀少なデザインらしい。インディゴブルーｘ赤ｘ白のコントラストも爽やか。写真が暗くて、爽やかに見えないのが残念ですが。。。現物はとっても爽やかなトリコロールカラーです。

<こだわりポイントその2 : OFF THE WALLロゴ>

VANSお馴染みのかかと部分に付く「OFF THE WALL」ロゴ。

現行モデルは赤ベースに白プリント。

しかし、SD別注は白ベースに赤プリント。当時のロゴを再現してくれました。見逃しがちなディテールだけど、とっても嬉しいポイント。VANS好きにはお馴染みの「OFF THE WALL」の意味、ご存じですか？　直訳すると「突飛な、一風変わった」という意味。VANSは1966年の創業当時から80年代初頭まで、製造・販売までの過程を自社で行っていました。そう、カスタムメイドの受注生産だったのです。このユニークな企業スタイルが「一風変わった＝OFF THE WALL」として現在も残っている、という説が有力です。

箱のデザインも当時のまま。さりげないダブルネームがニクらしい。

シューレースも白とチェッカー柄の2種類が入っています。お好きなほうをお選びください。

"俺靴ファイターズ"の先発三本柱として、中2日という過酷なローテーションで登板するSD VANSよ。お前も、夏場にはだいぶヘタっているんだろうな。ダルビッシュが初登板初白星を飾ったことだし、ここはメジャーリーグに則って中4日でローテーションを回すしかないな。そうなると、SD VANSがもう一足必要だな。まだ残っているかな、俺のサイズ。

＜自己満足＞

監督だったら、笑い止まらないな。