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小嶋享County Line Showroom代表元フリーライター、現在「County Line」ショールームの管理人。19年ぶりの日本に戸惑いながら、恵比寿にアメリカンスタイルのショールームをスタート。毎年2月にカリフォルニアで開催されるヴィンテージファッション・イベント「Inspiration」のメディアディレクターも兼務。www.countyline.jpinspirationla.com

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小嶋享
County Line Showroom代表
元フリーライター、現在「County Line」ショールームの管理人。19年ぶりの日本に戸惑いながら、恵比寿にアメリカンスタイルのショールームをスタート。毎年2月にカリフォルニアで開催されるヴィンテージファッション・イベント「Inspiration」のメディアディレクターも兼務。

www.countyline.jp
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れれれ・れんと?

2012.05.22

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奄美黒糖焼酎:正式名は「Re Lento れ・れんと」。
音響熟成:酒蔵には大音量のクラシック音楽が流れていて、クラシック音楽の音響が焼酎に適度な振動を与え、分子レベルでの熟成が可能らしい。クラシックを聴いて熟成された"焼酎界のモーツアルト"。
アルコール度数:25度。
原材料:黒糖・米こうじ
糖分:ゼロ
感想:とっても飲みやすい(焼酎があまり得意ではない私でもグイグイ飲めます。二日酔いもない)

何で黒糖焼酎の話しをするのかって? 
来たんです。奄美大島からわざわざ。れんとの製造元:奄美大島開運酒造の赤崎常務が。

何しにきたかって?
「K菅さんに、一言お礼を申したい」ということで、抱えきれないほどの手土産を持って、奄美大島からわざわざ来てくれたんです。

何のお礼かって?
掻い摘んで申し上げると、れんとなしでは生きられない"蔵前の毒舌王"こと、ボタンおじさんが雑誌でれんとを紹介した、そのお礼です。

コトの発端は2011年11月。
枻出版から『目利きが選んだ愛用品 MY BEST FAVORITE』という別冊が発売されました(良い本です。みなさん買ってください)。他の人達は、愛用の洋服、靴、時計などファッションに関連のあるアイテムを紹介する中、ボタンおじさんだけは、日頃から愛飲する奄美大島の黒糖焼酎をどかーんと1ページで紹介しました。企画意図を無視した離れ業、"KING OF ひねくれ者"です。

しかし、愛用品というお題に対して、これほど明確な答えはなかったと思います。だって、ボタンおじさんは365日、エブリデイれんと。夕方6時を過ぎると、れんとが飲みたくなって、打ち合わせをさっさと切り上げようとするほどのれんと好き(※アル中ではありません。今のところ)。ボタンおじさんと浅草橋ガード下に行った人なら、誰もが納得するこのセレクト。れんと親善大使といっても過言ではありません。

この記事を最近になって知ったれんとの製造元、奄美大島開運酒造の赤崎常務。精神的にちょっと落ち込んでいたときに、この記事を読んで、すごく励まされたそうです。ボタンおじさんに会って、一言お礼を申し上たい、ということで、わざわざ奄美大島から来てくれました。感動です。奄美大島の人は何て律儀なのでしょう? 俺なら電話一本で「thanks bro」で済ませるところを、わざわざ飛行機に乗り、手土産持参で、お礼を申し上げに来るなんて。焼酎も素晴らしいが、造っている人達も素晴らしい。見習わなければ。

<抱えきれないほどの手土産>
①奄美大島の真っ白な砂が入った赤崎常務お手製のオブジェ。奄美大島とれんとの世界観が広がる素敵な作品。
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②れんと携帯ストラップ。iPhoneにストラップが装着できないのが残念です。
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③れんとの一升瓶で作ったアイスペール。水差し。ロックグラス。爽やかな"れんとブルー"です。
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④奄美名産の鶏飯(けいはん)。ご飯に乗せてお湯を注ぐと出来上がり。冷凍ではなく、ドライフーズにした奄美開運酒造の人気商品。
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手土産も嬉しいが、直接会ってお礼を言いたい、というその心意気にボタンおじさんもニンマリ(※ボタンおじさんは基本、顔出しNGですが、独断で写真掲載)。
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こうなったら行くしかない、奄美大島へ。
私、枻出版の別冊企画には1mmも関与しておりませんが、酔っぱらったボタンおじさんを奄美大島で野放しにするのは危険なので、引率という大義名分で奄美大島を訪れてみようと思います。HERITAGE LEATHER CO.で、れんと専用のボトルバッグを提案してみようかな。