I am 下町man in 長野。 - California Love（小嶋 享）

人生初です。

まずは、名所にご挨拶。

善光寺は迫力があります。歴史の重さを感じます。

そして、地元の料理を頂く。

長野は蕎麦の町です。美味しい蕎麦屋がたくさんあります。長野ローカルが一押しするのが『大善』さん。名物の十割蕎麦は絶品。いつも食べている「F士そば」とは全然違う（いや「F士そば」も好きですよ。でも、やっぱり違う）。天ぷらは天つゆではなく、抹茶塩で頂くのが大善流。これまた上品な味。滞在2時間ですっかり長野を満喫。さ〜て、コーヒー飲んで、イップクして、お土産買って帰ろう......。

いやいや、観光旅行ではありません。日帰り商談の旅です。

しかーし「地元を知らずして、仕事するべからず」というのが私のモットー。まずは地元を知る。地元の良さを少しでも学習して、はじめて、その土地で仕事の話しが出来る、私そう思うわけです。後付け感は否めませんが......。

気を取り直して、長野市のセレクトショップ「goodwell」さんを訪問。アメカジ、アウトドア、古着をバランス良くセレクトした素晴らしいショップです。長野の恵まれた自然環境とアウトドアは切っても切り離せません！　goodwellさんはロッキー山脈の麓にある、コロラドのアウトドアショップを連想させる、居心地の良い空間でした。オーナーのW林さん、善光寺〜十割蕎麦までの素敵なコーディネート、ありがとうございました。

長野市に後ろ髪を引かれながら、在来線に乗り、千曲市に移動。降り立ったのは戸倉駅。

いや〜何とも味のある駅。こういう素敵な風景はずっと残して欲しい。駅員に切符を手渡しするのも久々。SUICAでピピっていうのは合理的だけど、やっぱり味気ない。

茅葺き屋根の古民家。すごい。勝手ながら文化遺産に認定します。

やばいやばい、また観光気分に浸ってしまった。

と、その時。背後から聞き慣れたダミ声。

「お〜ワリイ、ワリイ。間違えて長野まで行っちゃった」

出た、ボタンおじさん登場。

長野気分が一転、下町気分になる。この人はいつどこに現れても、一瞬で自分の空気に変える才能がある。どこに行っても"下町感"は拭えない、という意味でもある。薬と毒は紙一重、とでも言っておこう。

ボタンおじさんと合流し、この旅のメインイベントFLATHEADさんを訪問。説明不要のFLATHEADさんは日本を代表するデニムメーカー。私もスタッフとして携わるヴィンテージ・イベント、INSPIRATIONに最初から参加し続けている唯一のメーカーさんです。オリジナル生地にこだわり、MADE IN JAPANのプロダクツを世界に発信し続ける、日本が誇るデニムメーカーさんです。地元で1万人以上を集める夏の一大イベント『SUPER WEEKEND』も主催。セレクトショップやレストランも経営する長野県の一大企業です。いや、素晴らしい。

FLATHEADのM坂常務と有意義なミーティングした後は、常務の粋な計らいでGOOGIES' CAFEを訪問。

店内もアメリカンな雰囲気。

まずはピザを注文。

間違いなし。絶品。

デザートにGOOGIE'Sオリジナルのフローズンヨーグルトを注文。

北軽井沢のこだわり牛乳をブレンドしたフローズンヨーグルトは店内仕込みの手作り。鮮度が違います。牛乳のコクとヨーグルトの酸味が融合したなめらかな食感。文句なし。最高。

さーてと、お土産買って、家に帰ろう。

結果、長野観光三昧の旅となりました。ちゃんちゃん。