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小嶋享County Line Showroom代表元フリーライター、現在「County Line」ショールームの管理人。19年ぶりの日本に戸惑いながら、恵比寿にアメリカンスタイルのショールームをスタート。毎年2月にカリフォルニアで開催されるヴィンテージファッション・イベント「Inspiration」のメディアディレクターも兼務。www.countyline.jpinspirationla.com

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小嶋享
County Line Showroom代表
元フリーライター、現在「County Line」ショールームの管理人。19年ぶりの日本に戸惑いながら、恵比寿にアメリカンスタイルのショールームをスタート。毎年2月にカリフォルニアで開催されるヴィンテージファッション・イベント「Inspiration」のメディアディレクターも兼務。

www.countyline.jp
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トートバッグをカスタマイズする:初級編

2012.06.28

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「トートバッグとは、無限の可能性を秘めた宇宙である」

そんな名言はございませんが、袋に手提げハンドルが付いたシンプルな形だからこそ、楽しみ方も無限に広がる、と私常々思っております。

市場にはさまざまな形、色、素材のトートバッグがあります。
弊社、County Lineで取り扱っているアメリカ製のトートバッグ、HERITAGE LEATHER CO.はバッグ市場の中でも、かなりシンプルな部類に入ります。ブランド名が入った革タグもあえて内側に付けて、控えめなデザインを心掛けております。

なぜって?

「Simple is Best!」という名言があるからです(名言? キャッチコピー?)

名言だろうが、キャッチコピーだろうが、そんなことはどーでもいいんです。

HERITAGE LEATHER CO.のトートバッグはユーザーを選びません!
老若男女を問わず、大小を問わず、荷物を持ち歩くすべての人に使ってもらいたいんです。
シンプルだからこそ、自分でカスタマズして、一点物のバッグを作る楽しみ方があるんです! くぅ〜。

ということで、HERITAGE LEATHER CO.でステンシル型の下げ札を開発しました。こちらです↓
IMG_2239.JPG

ステンシルと一口に言っても、やり方がいろいろあります。
スプレーを使う、ハケを使う、スポンジを使う、など(※ステンシルをする際には通気性のよい場所、火気のない場所を選んでお願いします。室内でのスプレー缶の使用は危険ですので、絶対にやらないでください)。

今回はスポンジと水性塗料を使ってみます。偉そうにステンシル談義をしていますが、私もステンシルの経験はございません。ド素人です。

<今回用意したもの>
1 水性塗料 
2 使い古したスポンジ
3 ステンシル型下げ札 
4 ガムテープ 
IMG_2237.JPG

今回カスタマイズするモデルは、HERITAGE LEATHER CO.のラインナップの中でも人気の高い、NO. 7718 CANVAS TOTE BAG, BLACK x BLACK CANVAS. 12,000円(12,600円税込)。IMG_2233.JPG
約半年使用したため、ハンドルのヌメ革がイイ感じの飴色に変色しています。IMG_2246.JPG

STEP 1
スポンジを適当な大きさに切ります。

STEP 2 
ステンシルを入れる場所を吟味します。今回は初級編なので、作業がやりやすそうな場所を選択。

STEP 3
下げ札をバッグに固定します。隙間から塗料が進入するのを防ぐため、ガムテープなどを使って、下げ札をしっかりと固定させます。
IMG_2247.JPG
STEP 4
いざ本番。スポンジに塗料を染みこませ、トントン叩きながら塗料を入れていきます。
IMG_2249.JPG
STEP 5
30分乾かします。

完成! そして微妙な結果に苦笑いする。失敗...ではないが、エッジのぼや〜っと感は否めない。
IMG_2252.JPG
なぜだ?

STEP 6
コーヒーを飲みながら、原因を探る。
・ブラックキャンバスなのに、なぜクリーム色の塗料を選んだ? 白でしょ普通は → 墓穴
・スポンジを使ったステンシルは木製・鉄製に対しては効果的だが、布地には不向きである → 経験

STEP 7
素人がスポンジを使っちゃいけません。黒地にクリーム色の塗料を選ぶなんて以ての外です。という結論に達する。

STEP 8
「失敗は成功への第一歩」という名言もあるし、スプレー缶を使って再チャレンジすることを決意。

STEP 9
スプレー缶の塗料を用意する(※今回はいつも世話になっているSTANDARD CALIFORNIAさんから、ステンシル用のスプレー缶をお借りしました。さすがです。布用のスプレー塗料を持っていました。Inspirationのボス、田中凜太郎の最新本『My Freedamn! 10』も入荷していました)

STEP 10
ステンシルの下げ札をバッグに固定する。塗料が周りに飛び散らないように、ステンシルの下げ札の周りにも紙を貼り、万全の体制を整える。IMG_2259.JPG
もう失敗は許されない。HERITAGE LEATHER CO.の4番バッター、NO. 7717 TOTE BAG NATURAL x BLACK( 9,800円/10,290円税込)で大勝負に挑む。
IMG_2255.JPG
STEP 11
外に出る。周りにスプレーが飛び散らないように段ボールを用意する。

STEP 12
スプレー缶をよ〜く振る。そして、深呼吸。

STEP 13
いざ本番。ターゲットとなるバッグから約30cm離れたところから、スプレーをシューッと吹き付ける。あまりやり過ぎるとダマになるので、ほどほどで止める。

STEP 14
ドキドキしながら、30分待つ。
IMG_2264.JPG

完成! 
IMG_2265.JPG
大満足。スプレーを吹きすぎてダマになった部分もあるけど、これも味。世界に一つだけのカスタム・トートバッグが完成しました。

下げ札付きトートバッグは7月中旬にデビューします。あなたも、お好きな色の塗料でトートバッグをカスタマイズしてみませんか? かなり楽しいです。そして、バッグに対しての愛情が増します。

HERITAGE LEATHER CO.に関するお問い合わせ
COUNTY LINE 03-6809-0457
IMG_2262.JPG
※弊社では、スプレー塗料の取り扱いはございません。