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小嶋享County Line Showroom代表元フリーライター、現在「County Line」ショールームの管理人。19年ぶりの日本に戸惑いながら、恵比寿にアメリカンスタイルのショールームをスタート。毎年2月にカリフォルニアで開催されるヴィンテージファッション・イベント「Inspiration」のメディアディレクターも兼務。www.countyline.jpinspirationla.com

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小嶋享
County Line Showroom代表
元フリーライター、現在「County Line」ショールームの管理人。19年ぶりの日本に戸惑いながら、恵比寿にアメリカンスタイルのショールームをスタート。毎年2月にカリフォルニアで開催されるヴィンテージファッション・イベント「Inspiration」のメディアディレクターも兼務。

www.countyline.jp
inspirationla.com

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NHK "Great Gear"

2013.06.11

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革靴との付き合いは長いほど良い。
革は履き込むほどに足型に馴染み、長い年月を共にすれば、身体の一部のような感覚になるからだ。気に入った革靴を手に入れ、一生物に育て上げる。革靴にはハードボイルドな嗜みが潜んでいる。

しかし、革靴を一生付き合っていくためには、日々の手入れと修理が必要になる。

日々の手入れは簡単だ。
ブラシでホコリを落とし、たまに革に油を染みこませてやる。愛情を注いだ分だけ、靴は良い表情を見せてくれる。革靴は裏切らないのだ。

だが、靴底の交換など専門的な修理は手練の職人に依頼するしかない。
町の靴屋さんでも簡単な修理は可能だが、それじゃ味気ない。男はディテールにこだわってナンボだから。

そうなると、行き着く先は一つ。BRASS(ブラス)
top_photo_002.jpg
BRASS SHOE REPAIR & PRODUCTSは、靴の修理、カスタムを専業にする世田谷の工房だ。ワークからドレスまで、ジャンルを問わず幅広い靴の修理を行っている。
ソール交換、つま先やヒールの修理、ライニングの補強、張り替えなど、傷んだ部分はすべて修理/交換が可能だ。

プロのアドバイスを参考に、既製靴をオーダー靴にグレードアップさせる、革靴にはそんな楽しみ方もある。クローゼットの奥底に眠っている革靴のソールを交換し、まったく新しい顔に生まれ変わらせる、そんなカスタマイズにも対応してくれる。

メーカー、スタイルを問わず、これまで何万足という靴を解体&再構築してきた経験を生かし、2012年にはオリジナルブランド、CLINCH(クリンチ)もスタートした。こだわりの一足が欲しければ、世田谷の工房に行って、木型、革、ソールやアイレットなどを選ぶこともできる。

BRASSの評判は海の向こうにも届いている。
近年は海外からの修理/カスタムの依頼も増加傾向にあるという。
そんな流れに拍車を掛けるべく、NHK WORLDにてBRASSの特集番組が放映された。
NHK WORLDは簡単に言えばNHKの英語放送で、私もアメリカに住んでいた頃にはNHK WORLDの番組を通じて、日本の情報を得ていた。
英語放送の他にも、日本のNHKでは放映していない、NHK WORLD独自の番組が幾つかあり、それが意外に面白かった。日本の音楽やファッション情報を海外目線で紹介する、そんなユニークな番組が多かった。

本題に戻ろう。
NHK WORLDのオリジナル番組『Great Gear』にて、靴の修理、カスタムのスペシャリストとしてBRASSが紹介された。サブタイトルは"Making the Shoe Fit".
番組は英語ベースで製作されているが、BRASS代表の松浦氏のインタビューは日本語(英語字幕付き)なので、日本人でも理解できる内容になっている。

以下のリンクから是非ご覧ください。

NHK GREAT GEAR

03-6413-1290