HOME  >  BLOG

Creator Blog

草彅洋平(東京ピストル)株式会社東京ピストル代表取締役1976年東京生まれ。あらゆるネタに対応、きわめて高い打率で人の会話に出塁することからついたあだ名は「トークのイチロー」。インテリア会社である株式会社イデー退社後、2006年株式会社東京ピストルを設立。ブランディングからプロモーション、紙からWEB媒体まで幅広く手がけるクリエイティブカンパニーの代表として、広告から書籍まで幅広く企画立案等を手がける次世代型編集者として活躍中。www.tokyopistol.com/

トークのイチロー就活日誌

草彅洋平(東京ピストル)
株式会社東京ピストル代表取締役
1976年東京生まれ。あらゆるネタに対応、きわめて高い打率で人の会話に出塁することからついたあだ名は「トークのイチロー」。インテリア会社である株式会社イデー退社後、2006年株式会社東京ピストルを設立。ブランディングからプロモーション、紙からWEB媒体まで幅広く手がけるクリエイティブカンパニーの代表として、広告から書籍まで幅広く企画立案等を手がける次世代型編集者として活躍中。
www.tokyopistol.com/

Blog Menu

方向転換

2012.01.13

このエントリーをはてなブックマークに追加
みなさま、あけましておめでとうございます。

年明け早々、このブログは入院している病院から書いています。
なぜ僕が入院しているのか?
それはちょっとした宿痾のせいなのですが、僕は「病気はその人の個性として現れる」というシンプルな考え方をしているため病気を深刻にとらえていないのと、みなさんが心配するよりも大した病気ではないのでここではスルーして、まずはお詫びをいたします。

記事の更新が遅くてごめんなさい。

35年生きてきた中で、とんでもない事件が年末にかけて連発して起こり、てんやわんやでブログどころではなかったのです。
人生って壮絶ですなあ...
予期しないことばかり起こり、ちっとも自分が希望するイージーな方向に物事は進みません。
今回の入院含めた数々の負の連鎖で、神様から「方向転換しろ」という啓示をもらった気すらしました。
このブログはそもそも「このままの現状維持ではいけないのではないか?」という漠然とした不安から、
僕の人生の方向転換するために連載を始めたものなのですが、
ようやく「このままではいけない」という事実に気づいたといった次第です。
遅かれは早かれ、このままではいずれ日常が壊される時が僕の人生に差し迫っている。
いや、すでに差し迫っていた、ということに今回の僕は気づいたわけですね。
いやはや勉強になりました。

さて、「方向転換」という、日常を切り崩し、再生しようとする作業ほど恐ろしいものはありません。
現状維持は非常に気楽なものなのです。
変革の少ない公務員がノンキで保守的なのも、居心地の良いベッドから出たくない気持ちのように当たり前のものなのです。

でも、その日常はあなたが思っているよりも、意外と簡単に壊れるのだということは、だれしも想像がつきません。
日常の切り崩しは、大抵自分が原因ではなく、外部的な要因によって起こるからです。
会社が倒産したり、両親がなくなったり、年をとったり、恋人と別れたり、友人にだまされたり...
(ギャンブルで借金をしたり、女の子に貢いだり、といった自分が要因の問題は、その人に根本的な問題があるのでスルーします)

「方向転換」という予想できない日常の切り崩し、それは、例えば昨年の東北大震災のときのようなイレギュラーな事件の時の緊張感を思い出してもらのが一番でしょう。
あの時、関東以北のすべての人の日常が壊され、不測の事態に備え、自分の人生を見つめ直したわけです。
ちょっと遅れてかもしれませんが、あの時のような緊張状態がいままさに僕の身に起きていると考えてもらって結構です。
自分の人生を予測できる範囲でコントロールしようとする気持ちが働き出したわけですね。

こうなると僕は迅速に動きたいと思います。
そう、明日生きて行くために、あらためて35歳のいま、就職活動をこのブログを通して行っていこうと考えています。

僕はこのフイナムのブログを通じて、さまざまな企業に自分を売り込みます。
僕が経営しているデザイン・クリエイティブ会社「株式会社東京ピストル」の活動を了承して頂けるのであれば、東京ピストルとの二足のわらじとして、さまざまな会社で働いたり、関係を持ちたいと思います。
もし僕が気に入った会社で、複数の会社と関係することが難しいのであれば、東京ピストルの代表を辞任する可能性もありつつ、第二のステージに移行することもあるかもしれません(その場合、連載は必然的に終了となりますね...)。

このブログのテーマはこれからの時代を「どう生きるか?」です。
生き残って行くためには戦略を立てる必要がある。
それも自分が天才ではなく、凡人で、言語が得意だとか資格を持っているとかでもない特別なスキルのない人間の、それも三流大出の劣等生であれば、それなりの戦術を使って生き残らなければいけないでしょう。
で、僕が持っている持ち駒は「人脈」「企画力」「話芸」「サブカル知識」「温泉」「文学」そんなものですw

はたして、このスペックでどんな会社からお呼びがかかり、どんな会社に行くのか?
企業のみなさまの募集もお待ちしつつ、次回はさっそく企画の詳細の発表と履歴書の作成に取りかかります...