履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日の1足
2008.10.23
今日は昨日のオールデンに続きマサチューセッツ州発祥ブランドのニューバランスのM1300をセレクト。1985年に登場した同社の技術の粋を結集した高機能モデル。のちに同社の看板テクノロジーとなるENCAPを初めて搭載したことで知られてます。あとラルフ・ローレンを始めとした著名人が着用したことでも有名。もちろん自分が持ってるのは前回の復刻版だけど、その完成度の高さは数多くのスニーカーフリークのお墨付き。補強パーツのヌバックのクオリティetc.はハンパないです。次の復刻を待ってるマニアは多いけど、果たして実現するのか…。さて、そんな歴史的傑作を履いて出かけたのは、大北幸平さんと大角健太郎さんによるVainl Archiveの展示会。前回のコレクションにもラインナップされていた革の銀面に特殊加工を施したレザージャケットが今回もいい感じ。唯一無二の存在感を誇ってます。それとフラットフロントのパンツも他にはない独特の雰囲気があってよかったです。このブランドはいい意味で肩の力が抜けた感じのクリエーションに好感が持てます。あと赤羽圭介氏による写真も◎。
その次に向かったのはonegramで行われているFlaphの展示会。ご存知立木輝樹先生によるブランドです。まだネルシャツ2枚、リバーシブルシャツ1枚の計3アイテムしか持ってないけど、このブランドの持つカラーリングやディテールの妙とロンドンを感じさせるテイストにやられてます。今回の展示会でもFlaphの世界を堪能させてもらいました。帰りにお土産をいただいたんですが、これがまたセンスがいいんですよ。ちなみにVainl Archiveは木曜日、Flaphのほうは金曜日まで展示会やってるので、まだ行っていない編集さん、スタイリストさん、ライターさん、そして伊藤輝希くん、行ってみたらいかがでしょうか?
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