履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日の1足
2008.10.21
「たぶん初回はスニーカーでしょ?」という大方の予想を裏切って、第一回はオールデンのインディブーツ。正式名称は405という数字の品番だけど、映画「レイダース・失われたアーク」で、ハリソン・フォード扮するインディ・ジョーンズがこのシューズを履いていたことから、このニックネームになったとのこと。オールデンはモディファイドラストのVチップなど、8足ほど持ってるけど、このシューズが一番カジュアルな印象で、ラギッドな存在です。コルク混合のラバーソールは耐久性も高く、雨にも強いんで、スニーカー感覚で履けますよ。スニーカーばかり履いている人が急に革靴を履くと靴擦れとかしやすいけど、このインディブーツなら大丈夫かと。自分は履き慣らしもせずに長時間履いたけど、初回から本当に履き心地がよかったです。数多くのラスト(木型)のあるオールデンだけど、このモデルはトゥルーバランスラスト。サポート性の高さを感じられ、オールデンの発祥がニューバランスと同じく矯正靴だったことを再認識できます。サイズは6 1/2Dか6 1/2Eで迷ったけど、「この手の靴はボリュームがあるほうがいいかな?」ということで6 1/2Eをセレクト。
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