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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日の1足

2008.10.27

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意外と体にいいのは?


チャプチェ! By アイヒマンスタンダード


意外とシューズのフィッティングに重要なのは?


ソックス! By 南井正弘


というわけで、スポーツジムのストレッチエリアあたりを見渡してみると、ソックスのつま先やかかとに変なシワが入ったり、ぶかぶかだったりという人が少なくない。普段履きのシューズを履くときならならまだしも、スポーツのときにあのソックスはないんじゃないの?シューズのサイズがハーフからワンサイズ違ってくるだろうし、足の力をシューズに伝える連結部としてソックスはインソールとともにとても重要なのに。ここ数年スポーツ用のソックスは大幅に進化してます。最近気に入っているのは、アシックスのプロパッド。これはシューズとソックスの隙間をパッドが効果的に埋めて、足のパワーを最大限にシューズに伝えるというコンセプト。もちろん左右専用設計のデザインです。これはライノの蔡さんも愛用してました。あとはナイキのゴルフ用ソックスのSGO105という品番や、アメリカのゴールドトウ社のオールプロ コットンなど。


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それと試してみて機能性の高さにびっくりしたのが斬新なコンセプトのフットウェアで着実にシェアを伸ばしているKEENのソックスコレクション。トレッキング、トレイルランニングなど、アクティビティに合わせて豊富なラインアップがあるけど、どれもが立体成型やアーチサポート、左右専用設計デザインなど、機能性の追及に一切の妥協がないといった印象。素材はウールの混紡なので、「蒸れるかな?」と思ったけど、汗をかいてもさらっとしていて、逆に綿のソックスよりも履き心地がいいくらい。気になるメンテナンスも洗濯機で洗えるということで一安心。いいものだけにそれなりの値段だけど、価格以上の価値はあると思います。それが証拠にオッシュマンズなどでは好調な売り上げを記録していて、リピーターも多いみたい。
ちなみに某総合格闘家によると、KEENと似たスペックのパタゴニアのソックスもいいらしい。シューズと比べると軽視されがちなソックスだけど、少し気をつけるだけでフィッティングが大きく改善されるはず。

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