履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日の1足
2008.11.22
ユーロやポンドといった通貨の価値が急落した今日この頃。早く日本国内におけるインポートブランドの価格にも反映されないかなぁと考えながら、エドワードグリーンを久々に履いてみました。PERTHというモデル名のこのシューズは、今から16年前のロンドン出張の際にバーリントンアーケードのショップで購入したもの。UK版GQに撮影用として貸し出して、アウトソールに微細な傷がついたということで、格安にしてくれました。確か日本円で22,000円ほど。それに加えてVAT(付加価値税)の戻しが15%ほどあったから、20,000円を切る安さ。ちなみに当時のUKの希望小売価格は59,000円ほどで、日本の希望小売価格は同クラスのDOVERで89,000円でした。最初の数回は小指部分が当たったけど、今では足に完璧にフィットしています。かかとを入れる時の「シュッ」という空気の抜ける音も心地よいです。そんなシューズを履いてでかけたのは、まずナノユニバースの展示会。カジュアルからドレスまで、ここらしいセレクトが感じられました。個人的にはオロビアンコのウエストポーチと、13,650円のイタリア製ドレスシャツが特に気になりました。そのあとは
表参道のルイヴィトンへ。5Fにメンズフロアがオープンし、22日に一般営業開始らしいのですが、一足先にレセプションに行ってきました。展開されるアイテムはもちろん、ディスプレイも洗練されていて、気持ちよく買い物できそうですね。ディスプレイされていたボクシンググローブやサッカーボールは残念ながら非売品とのこと。
スパークリングワインやアボガドバーガーをいただいたあとは、4Fの特設カジノへ。
ルーレットを楽しみ、前半は勝ち続けましたが、最後の大勝負で敗北。チップ50枚を超えたらノベルティが貰えたらしんですけど。「悔しいです!」
そのあとは新宿のアディダスオリジナルスストアで行われた’09S/Sのプレスプレビュー&ハウスパーティへ。来年がスリーストライプの採用から60周年ということで、60をモチーフにしたディスプレイが随所に展示されていました。
スタート当初は、いかに忠実に名品を蘇えらせるかに注力していたオリジナルスも、現在では現代感覚を巧みに取り入れ、さらなる上のステージで勝負している気がします。特に’09S/Sのフットウェアやアパレルを見ていると“勢い“を感じます。1月から展開がスタートするようですが、今から発売が楽しみです。ちなみにこのショップの正式オープンは来週の28日です。
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