履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日の1足
2009.03.02
ナイキのアウトドアシューズといえばACGのイメージが強い。だけど、それ以前にもいくつかのアウトドアシューズがリリースされていた。たぶんラバドームが最も有名で、そのほかにもアプローチやマグマとか。そんなアウトドアシューズの名作が復刻されたのは昨秋のこと。特にマグマは古くからのスニーカーフリークからオリジナルを知らない世代までの幅広い世代から人気で、即完売といった印象だった。
今日の1足は、マグマとラバドームとともに同時発表されたアプローチ。今回の復刻モデルではエアが内蔵されてるんで、正式名称は「エア アプローチ ミッド」になってます。ミッドソールに泥水を含ませたようなヴィンテージ加工が施されているなど、細部のディテールまで芸が細かいです。スニーカーのヴィンテージ加工は、数年前のヴァンダルとかターミネーターが最初で、デイブレイクなど一連のランニングシューズの復刻でポピュラーになったけど、この加工はアウトドアシューズに一番向いている気がします。デザインもシンプルでカラーリングもベーシックなので、デニム、チノからコーデュロイまで、あらゆるボトムにマッチします。暖かくなったらショーツに合わせようと思ってます。
現在発売中のモノマガジンはニューバランス特集。特に990シリーズをフィーチャーしていて、歴史ページetc.で執筆してます。NB好き、スニーカー好きな人はぜひチェックしてみてください。
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