HOME  >  BLOG

Creator Blog

南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

Blog Menu

今日の1着

2009.03.01

このエントリーをはてなブックマークに追加

DSC00095.JPG
精神力は重要だけど、スポーツは根性があればなんとかなるという人はもういないだろう。適切な指導、そして機能性に優れた道具が不可欠なのはいうまでもない。ランニングでいえば、従来はシューズにしか目が向けられなかったけど、速乾吸汗性に優れたウェアを着ることは常識だし、最近では関節を安定させたり、肩甲骨の動きをスムースにするCW-X、疲労回復を促進するSkinsのようなウェアもポピュラーになっている。そんなカテゴリーに新たに参入したのが金哲彦氏の体幹理論に基づいたTAIKANのランニングシューズが高い評価を得ているリーボック。写真のタイツは臀部の切り替えしとベルトが骨盤を正しく前傾させ、体幹を効果的に使え、足だけのランニング動作よりも効果的に走ることができ、疲れにくいというコンセプト。実際に着用すると体幹を意識しやすく、スムースに体幹の動きを使うことができた。こういった新機軸は、すべての人にマッチするとは断言できないけど、個人的にはかなり気に入ってます。コンセプトが全く違うとはいえ、価格もCW-Xあたりと比べると買いやすい1万円以下というのも好感が持てるし。ロングタイツなので、次の3月のレースで着用するかどうかは未定だけど、これを履いたら1時間50分切りができそうな気が...。水泳のレーザーレーサーじゃないけど、ウェアで記録が伸びる時代なのかもしれません。あと体幹ランニング理論に興味がある人はココに詳しく説明されてます。まだ完璧にマスターしてないけど、この走り方を意識することで、レース後の疲れはほとんどなくなったし、タイムも1年で、ハーフマラソンで27分改善されてます。

※コメントは承認されるまで公開されません。