履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日のB級グルメ@ソウル
2009.03.03
浮気はやっぱりよくないというのが今回のソウル滞在の結論。浮気といっても焼肉屋の話ですけどね。こちとら決まった彼女もいないんで、なにしようと浮気になんないので。
前にもblogでアップした馬場市場の食堂街に行ったんだけど、いつもの「チョンボッテ」じゃなく、初日の夜は食堂街でも1,2を争う大型店の「ヨンムンチッ」へ。オーダーしたのは肋骨の間の脂身の多いチャドルベキという薄肉。極薄に切るために大抵冷凍されてます。まずお通しが登場。レバ刺し、センマイ刺しはあるけど、大好物の脊髄刺しは無し(涙)。ある意味脊髄刺しを食べにこの街に来ている部分もあるので、かなりのがっかりです。肉自体は美味しいけど「チョンボッテ」のアンチャンサル(ハラミ)を食べたときほどの感動はなし。肉というより脂の味を楽しむ部位ですね。スープはテンチャンチゲで、結構美味しかったけど、これも「チョンボッテ」のソコギムック(牛肉と大根のスープ)には負けてます。あと「ヨンムンチッ」はある意味親切で、部位ごとの牛の産地が壁のメニューに明記されています。ほとんどが国産ですが、なかには豪州やニュージーランドの表記も。なんと自分がオーダーしたチャドルベキは「メクシコ」とハングルで書かれています。もちろんメキシコのことです。あとで気づきました。希少部位で入手が難しいのでしょうね。アジュマが韓国語で来てくれてありがとうと言ってくれたのは嬉しかったですけど。それで翌日の夜はいつもの「チョンボッテ」へ。店のみんなが自分のことを覚えていてくれて、いつもとおりの歓迎ムード。オーダーしたのはアンチャンサル。もちろん無料の刺セットにはレバー、センマイに加えてチョッス(脊髄)が。プルプルして美味しい。狂牛病の特定危険部位で日本国内では食べられないのが残念です。アンチャンサルは歯ごたえがあって噛めば噛むほど旨味が感じられます。ソコギムック(牛肉と大根のスープ)も美味い。本当に満足!食べ終わったときに浮気はよくないということを痛感しました。
無料の付け出し。おかわり自由なんで、レバ刺し好きにはたまりません。残念ながら脊髄はなし。
ご飯は韓国風のお赤飯。こんなところにも「チョンボッテ」との違いが。
照れながらVサインするアジュマ。こんなところにも国民性が表れます。
翌日「チョンボッテ」へ。脊髄刺しは本当に美味。アンチャンサル(ハラミ)も美味しかったし、次もやっぱりここに来ようと思います。浮気はダメです。
録画したのを見ていて気になった女芸人。「ミナミ、30過ぎてからイライラする」っていうところが「ミナイ」に聞こえるんですよ。こっちはイライラじゃなくてムラムラですけどね。40過ぎても。焼肉やレバ刺し、ホルモン、ニンニクとかばかり食べてたら、そうなります。気をつけます。
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