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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日の1足

2009.08.27

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K.SWISSといえば自分らの世代には大学生のマストアイテムになってて、テニスコートでも街でもいたるところでみかけたテニスシューズのベストセラーでした。一番売れてたのは1985年頃かな。もちろん現在もクラシックモデルは人気だけど、当時の売れ方といったら、最近でいうとエアフォースとかダンクみたいな感じで、誰もが履いてるみたいな。

最近はカジュアルのイメージが強かったので、意外だなと思ったのがランニングシューズの存在。ところが、これがかなり評判がよくて、写真はK-ONAというモデルで、実際に履いて走ってみると、日本人にフィットするラスト(木型)だし、ミッドソールの厚さも、薄すぎず、厚すぎずのスピードトレーニングにちょうどいい感じ。時速12km~13kmの速いペースでも足がブレません。それもそのはず、長崎県の五島で行われたアイアンマン ジャパンでこのK-ONAを履いた選手が同大会を二連覇したらしい。唯一の欠点が、現在フラット走法を習得しようとしているのに、このシューズは前足部の屈曲性がいいので、地面を蹴って走ろうと思ってしまうこと。このシューズを履くと昔のフォームに戻っちゃうんですよね。

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