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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日の1足

2009.09.30

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「とんねるずのみなさんのおかげです」じゃないけど、食わず嫌いという言葉があります。それと同じで、シューズでいうと、"履かず嫌い"みたいな存在ってありません?それが自分にとってのアディダスのランニングシューズ。ストリートユースはともかく、パフォーマンスとしては、これまで一度も履いたことがありませんでした。日本企画のアディゼロシリーズが数年前に誕生し、何度かトライしようと思ったけど、結局試さずじまい。アシックス、ナイキ、ニューバランス、ミズノetc.アンダーアーマーやブルックスみたいなマニアックな存在さえトライしてるのにね。そんな自分にもアディダス チェリーを卒業する日がやってきました。ハイレ・ゲブラセラシェが昨年のベルリンマラソンマラソンで、世界記録の2時間3分59秒を記録した際に着用していたアディゼロ ジャパン(海外名アディゼロ アディオス)で走ってみました。履いた感想は軽量かつ、ミッドソールもそれほど薄くないので、自分レベル(ハーフのベストが1時間45分台)でも「10kmやハーフマラソンならいけるのでは?」というもの。高速走行時のつま先の返りもいいので、フラット走法よりも地面を蹴って走る人向きかな。自分の中ではランニングカテゴリーにおいてアディダスのイメージは正直高くなかったけど、この一足を履いて認識が変わりましたね。今度は自分のレベルにあったアディゼロ ボストンあたりをトライしてみようかと思います。

そういえば今年のベルリン世界陸上の女子マラソンの先頭集団はアディダス比率が凄かったし、銀メダルを獲得した尾崎選手はアディゼロ プロを履いていました。今後もアディダスのランニングカテゴリーは、さらにシェアを拡大して行きそうな気がします。業界の人なら知っているけど、有名なあの人がジョインするらしいので。

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