今日の1足 - 履けばわかるさ、着てもわかるさ（南井正弘）

日本を代表する総合スポーツブランドといえばミズノとアシックスが双璧。ミズノが野球用品を始めとした用具系に強みを発揮するのに対し、アシックスはスポーツシューズを得意としていて、20年以上前、ミズノのシューズがMラインの時代は、明らかに同分野ではアシックスの後塵を拝していました。

しかしながら、あれから20年余りが経過し、ミズノのスポーツシューズは世界でもトップレベルの品質と機能性を誇るまでになりました。ポートランドマラソンでもアシックスには及ばないものの、ミズノのランニングシューズ着用者を数多く見かけ、2007年のラスベガスマラソンの頃と比較すると着実にシェアを伸ばしているように思います。いままでミズノのランニングシューズは、「ウエーブライダー11」、「ウエーブイダテン3」、「ウエーブスペーサーGL」といったシューズを履いてきたけど、今回履いた「ウエーブエアロ8」は、現在の自分の走力、足型に一番向いているように思う１足。軽量だけどクッショニング性能も高く、自分の足にしっかりフィットしています。時速12kmで走ってもシューズがブレることなく、路面を着実にグリップしてくれました。あまりに履き心地がいいので、調子に乗りすぎて時速13kmでしばらく走ってたら、左足の小指や薬指にマメができちゃいましたが...。何事もほどほどにしないといけないですね。次回のハーフマラソンはこのシューズを履いて走ろうかと思っています。

とある雑誌のために借りたサンプルを返却するために墨田区のアシックス東京本社へ。久々に来ましたが、ふと右隣りを見ると写真のような中華料理屋さんが。アシックスの社員の方に聞くと「みずのでよく飲みますよ」とのこと。アシックスの隣りが「みずの」というのは、個人的にはヒットでした。