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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日の1足

2009.11.27

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'95年から'96年にかけてエアマックス'95がブームになりました。ピーク時にはグレーグラデに30万円の価格がつけられれたのも懐かしい思い出。リアルタイムで当時を知っているコアなスニーカーマニアなら常識かもしれないけど、リリースからブームになるまで数ヶ月のタイムラグがありました。サラリーマン時代の後輩で現在はココに勤めるH.S.は、ブームになる前にナイキジャパンのM.U.君に社員価格で買ってもらってました。一方で同時期にエアマックス'95のライバルと称されたリーボックのインスタポンプフューリーは、'94年のリリースだから、ブレークするまでに1年以上かかったわけです。それが証拠にファーストモデル(ブラック/シトロン/レッド)とセカンドモデル(ブルー/ブラック)は、ファミリーセールで1万円以下で売られてました(なのでファーストカラー2足、セカンドカラー1足買いました。社員はさらに2割引だったし)。

あれから15年。ポンプフューリーは現在もストリートで高い人気をキープし続けています。先週アップされたフイナムのスニーカー特集で原稿を書いていたのですが、撮影の際に気になったのが自分の担当ページ以外で取り上げられてたビームス別注のグリーンとオレンジのポンプフューリー。マルチカラーが魅力のこのモデルをあえて単色でまとめることにより、従来のモデルにはない独特の存在感のシューズに仕上がってます。個人的にはオレンジは濃い目のデニムに、グリーンはワークパンツやリーバイス、ラングラーのフレアパンツに合わせたいですね。これまで数百というポンプフューリーを見てきましたが、この2モデルは個人的にはベスト10に入る出来栄えだと思います。ビームスの内覧会でプレスの山崎さんに見せてもらったけど、やっぱりコレはいい!12月上旬のリリース予定みたいです。

今週は展示会ウィーク。ベドウィン、ビームス、アデライデ、ナノユニバース、ディフィディケーションに行ってきました。みなさん、お忙しいところ応対いただきありがとうございます。

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前回松山名物「醤油餅」だったナノユニバースのお土産。今回は徳島名物「いもぽん」。柚子の風味を効かせた鳴門金時のお菓子です。これが前回の「醤油餅」に引き続き美味い!次回の展示会が楽しみです。ちなみにナノユニバースの来春のラインアップは従来よりもモードテイストが強くなっています。シーズンごとに打ち出しに変化を与える手法はファッションフリークを飽きさせませんね。個人的にはGB SKINSのTシャツが気に入りました。

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