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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日の1足

2010.02.18

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「本気ならアシックス」。昔の同社のキャッチコピーだけど、まさにそのとおり。最近でこそナイキあたりのブランドも日本人にフィットするラスト(木型)を用意してるけど、昔はそうじゃなかったから、足長か足幅のどちらかに無理がでたものでした。とくにサッカーやランニングカテゴリーでは、これは致命的。普段ランニングするときはインポートブランドを履いていても、レース本番ではアシックスのスカイセンサーやターサーを履くという人は結構いました。こういった日本企画のランニングシューズ、いい靴だと思うけど、カラーリングといい、デザインといい、ちょっぴりね...。という人は少なくないはず。そんな人にオススメなのがDS TRAINERシリーズ。前々作の13弾モデルも履いてたけど、いい靴だと思います。本当は最新の15弾モデルを買おうと思ったんだけど、個人的にデザインが好きじゃないのと、14弾モデルがセールになってたので、こっちを購入しました。履いた感想は充分なクッション性があるのに、軽くて高速走行に対応する点がいい。最近は前足部を意識した着地になってるので、この部分にある程度の厚みがあるのも心強いし、13弾モデルよりもアウトソールのグリップ性が改良されてると思います。最新作とはアッパーデザインが違うだけで、アウトソール/ミッドソールユニットは共通なんで、いい買い物したと思います。本当に走りやすいんで。

ひとつだけ気になったのは、何か「速く走らされてる感じがすること」。自然に蹴りだせるし、言うことないと思うんだけど。走っていても楽しさが感じられないんですよ。贅沢な悩みかもしれないけど。ナイキのルナグライド+とかで走ってる時のほうが楽しいし、快適な気がします。東京マラソンを楽しむならルナグライド+で、今回で目標タイム更新を狙うなら、このDS TRAINER 14で走ることになりそうです。

ちなみにブルータスのランニング特集でコラムを執筆していたこの方もDS TRAINER 14の愛用者みたい。以前blogで紹介されてました。

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