履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日の1足
2010.04.23
'80年代とかは、スニーカーの日米のリリースのタイミングにタイムラグがあるのはあたり前でした。エアジョーダンの初代モデルとかも日本で正式発売されたのは、アメリカでリリースされた1年以上後のことです。'90年中期以降、日本市場がスポーツシューズにとって世界で最も重要なマーケットの一つとなると、逆に日本で先行発売されるモデルも存在するなど、日米同時リリースが当たり前となりました。
3月13日、リーボックから正式リリースされたZIGTECHは、着地時の衝撃を吸収しつつ前進方向への推進力へと変換するテクノロジー。筋肉の運動量を抑制することで、楽により長くスポーツすることを可能にしており、現在ワールドワイドで大ヒット中のEASYTONEの逆の発想といえます。EASYTONEは履くだけでエクササイズできるというコンセプトなので。2月末にバルセロナで行われたグローバルローンチイベントにはサッカーからティエリ・アンリ(バルセロナ)、F1からルイス・ハミルトン(マクラーレン)が来場し、このシューズの機能性の高さを実証しました。自分自身もこのイベントに参加し、マイサイズをトライオンしたけど、高いエナジーリターンを確保している割に柔らかい履き心地で、フォアフット部分の屈曲性も高い。スピードランナーには向かないけど、毎日のトレーニングやファンランには最適な1足といえるでしょう。この履き心地をいろんな人に早く味わってほしいと思っていたけど、日本での正式発売は夏らしい。久々ですね。こんなにタイムラグあるのは。メインストリームのプロダクトなのに。
と思っていたら、ミタスニーカーズがフューリーでお馴染みのシトロンカラーを基調としたカラーリングのZIGTECH搭載モデルZIGPULSEを4月29日より先行展開するらしい。このカラーリングは自分も抑えときたいと思いましたね。日焼けした脚に似合いそうだし。
ワイキキのフットロッカーではZIGTECHがコーナー展開されてました。フィーチャーアスリートはNFLシンシナティ・ベンガルズのチャド・オチョシンコ。スタッフによると売り上げはかなりいいらしい。
44歳の経験論(5)
薄くても安心な日本のコンドームと薄くて心配なアメリカのレジ袋。
薄くて「安心」なの
もう使わなくていいじゃない?
産んでもらいたい人と愛し合いあそばせ。ソロソロ