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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日の1足

2010.05.06

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自分たちが大学1,2年だった1984年、85年当時、最も人気のあるスニーカーはK.SWISSのクラシック、トレトンのXTL、アディダス・スタンスミスでした。3モデルの共通点といえばアッパーサイドのブランドストライプが目立たないこと。この点はジョギングシューズが大ヒットした'70年代とは対照的です。前者二つが16800円、後者が13800円という上代は、大卒初任給が14万円の時代だから、今の感覚だと軽く二万円オーバーの感じでしょう。

そんな高値の花だったスニーカーも、1985年9月のプラザ合意以降の急激な円高に呼応し、3モデルとも大学3年の頃には9800円とかでアメ横では売ってました。当時のアメ横は「まるきん」や「丸福」が幅きかせてたな。

当時はK.SWISSとトレトンはアメリカ製で、スタンスミスはフランス製だったけど、K.SWISSのキャンバスモデルがのちに登場して、このモデルはなぜかチェコスロバキア製でした。コルクとポロンのダブルインソールを搭載したキャンバスモデルはラストが細過ぎて、レザーモデルほどは売れなかったなぁ。

あれから24年、K.SWISSから魅力的なキャンバスモデルが登場しました。それがコート66。日本で企画デザインしただけに、ラスト(木型)は日本人の足にピッタリ。快適な履き心地に加え、細部のディテールやボックスデザインにもこだわった逸品。5040円というリーズナブルプライスも好感が持てます。

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ボックスは'80年代のタイプをモチーフに。素材も再現しています。


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