履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日のB級グルメ@クアラルンプール
2010.05.29
「海南鶏飯」といえば「ハイナンチキンライス」と呼ばれ、中国は海南島発祥の蒸鶏と鶏のスープで炊いたライスを組み合わせたシンプルなメニュー。現在は中国華南地方を中心に、シンガポール、タイあたりでも食べられるポピュラーな料理です。ここマレーシアでもナシアヤムという鶏とご飯を組み合わせた料理があるけど、レシピや調理法が異なる。やっぱりオリジナルのチキンライスが食べたいということで行ったのが、「新怡保鶏飯店」。イポーというマレーシアの都市の名前がついたここんちは、チキンライスの名店。アジア最大級のショッピングモールであるミッドバレー メガモールのすぐそばにあります。今回はこのモールに隣接したブールバードホテルに宿泊していたので、二日目のブランチとして訪問しました。タイと比較すると物価は高いことは承知してたけど、チキンは38リンギット(約1140円)。高いと思ったら、これは一羽の値段。メニューには一羽と半羽の値段しか書いてないから半羽19リンギット(約570円)をオーダー。もちろんチキンライスも。あとは、もやしの和え物とポークボールをオーダー。しばらく経ってサーブされた量がハンパない。いくら鶏肉屋の長男でチキン好きとはいえ、ちょっと量が多かったな。料理はどれも美味。朝の10時に食べる量じゃないと思ったけど、あっさり完食。店員は「本当に一人で食べちゃったね」と驚いてましたが。これだけ食べても1000円前後は安いと思ったけど、あとでわかったのは大抵セットがあって、チキンとチキンライス、もやし、ポークボールのセットで10リンギット(約300円)で提供する店も多いということ。もちろん量はこのとき自分が食べた量よりかなり少ないのですが。
それにしてもマレーシア飯は美味い。心からそう感じたブランチでした。
ホワイトチキン(蒸鶏)半羽で19リンギット(約570円)普通は2人以上で食べる量みたい。チキンはもちろん、タレも超美味でした。ローストチキンも同価格です。
スープで炊いたチキンライス。これを食べると「東南アジアに来たな」と実感します。
このもやしが隠れヒットメニュー。恵比寿のラーメン屋「ちょろり」を思い出します。
ポークボールは一個1リンギット(約30円)で好きな個数をオーダーします。ちょっとクセがあって、ダメな人がいるかも。自分は全然大丈夫でしたが。
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