履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日のB級グルメ@大阪・新世界
2010.08.23
サラリーマン時代、1年目から3年目の途中まで最低月に1度は大阪に出張していました。なので3年弱で30回以上は大阪に行っていたわけです。大阪出張の楽しみといえばなんといっても食事。東京と違って安くて美味しい店が多い。大阪の人によく連れて行ってもらったのが、東心斎橋の「さかえすし」や、うどんすきで有名な「川福」。滞在も朝日プラザやアークホテルなど心斎橋エリアだったので、西成のほうのディープなエリアで食事することはなかったわけです。
ところが、昨今の串カツブームの噂は東京にも伝わってきて、「新世界で串カツ食いたい!」という気持ちが強くなり、遂に行ってきました。串カツは梅田の地下街とかで経験してたけど、「だるま」「てんぐ」「八重勝」の3店舗はそこいらの串カツ屋と違って、本当に美味しいらしい。ブームの影響で新世界でも串カツ屋が増えたけど、行列ができるのは、この3店舗です。知り合いや弟の情報を総合すると「てんぐがいいかな!?」ということで、1時間ほど並び入店。休日じゃなければ、ここまでは並ばないようですが。
ここの名物は串カツはもちろんのこと、白味噌で牛すじを煮込んだ「どて焼き」で、100円。これはホントに美味かった。名古屋でも「どて焼き」は有名だけど、ここんちのもレベルが高い。残念だったのはお替りした分の味の浸み方が甘かったこと。
串カツのパン粉は細かくて、揚げ方の上手さとともに美味さの秘訣かと。特に美味しいと思ったのはタマネギ(100円)かな。海老(420円)は美味しいけど、他のメニューと比較するとコストパフォーマンスが悪すぎる。
東京にこんなお店があったらいいなぁ。多くのメニューが100円っていうのがイイ。
今度は赤井秀和氏推薦の「だるま」も行ってみようと思います。あと「八重勝」も。
細かいパン粉と揚げの技が美味の秘密。
ソースは二度浸け禁止。キャベツは無料。
個人的には串カツよりもどて焼きのほうが気に入りました。まさにB級グルメ!
大阪のシンボル「通天閣」。登ろうと思ったら80分待ちとのことで諦める。
「てんぐ」や「八重勝」のあるジャンジャン横丁には、こんな感じで将棋クラブが。まさに映画とかで見た世界です。
地下鉄御堂筋線の接近メロディ。この音を聞くとパブロフの犬のようにB級グルメセンサーが反応します。北行きと南行きで音が違うけど、個人的に好きなのは北行きの方。
44歳の経験論(22)
汚くて美味い店も多いけど、ただ汚いだけの飲食店も、これまた多かったりする。
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