HOME  >  BLOG

Creator Blog

南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

Blog Menu

今日の1足

2010.09.16

このエントリーをはてなブックマークに追加

DSC00380E.JPG

一昔前、モードブランドのスポーツラインに夢中になってアホみたいに買ってた時代がありました。プラダスポーツはデビューの1998年から買ってたし、そのために香港行ったり、ミラノやコモ、フィレンツェ行ったりとか。あの頃はホント勢いありましたプラダスポーツ。プラダスポーツのスニーカーはデザイン面でもマーケットをリードしていて、ナイキとかも明らかに意識してましたね。昔はモードブランドのほうがディテールをスポーツシューズブランドのプロダクトからインスピレーション受けてたのに、エアジョーダンの第15弾は明らかにプラダスポーツのアウトソールの意匠を意識してました。ヒール部分に入ったレッドラインが。

そんな状況も最近では大きく変化し、モードブランドも一時期ほどは元気がない。ショップを覗いたりすることも、ここ一年ほどはあまりなかった。アメリカのブランドには頻繁に訪店してたのにね。そんなとき、衝撃的なスニーカーを目撃することになります。それがGUCCIのスニーカー。5月末のアディカップのときにUNDEFEATEDの山田君が履いてて、これがカッコイイ。やっぱり、こっちの世界もたまにはチェックしないといけないなと痛感しました。全体のフォルムはもちろん、色とか細部のディテールもカッコイイ。最近はモードブランドのスニーカーもアジア生産が当たり前だけど、このシューズは未だにイタリアで作ってるらしい。シューズを見てみると、いかにもそれっぽい雰囲気がでてます。これは原産国にこだわるっていうよりも、モノの持つ雰囲気にこだわるっていうことですね。ただイタリアで造ればいいってもんじゃない。このスニーカーはいいアジ出してましたね。でも値段を聞くとなんと、5万8000円!!!
昔なら迷わずに買ったけど、今だとちょっと躊躇するなぁ。ニューバランスのMR2002もそうだけど。ユーロも安いから久々にミラノでも行ってみますかね。
そういえば最後に行った2006年のナイキのメディアツアーのときは、ユーロが高すぎてH&Mでボクサーパンツ2枚買っただけだったな。衣類は。食品はリナシェンテ系列のSMAで沢山買ったけど。

それにしてもフィレンツェのラスピーニでミュウミュウのメンズ買って、ウゴリーニではフライのシャツ。ミラノのジュメッリでボレッリのシャツ、10コルソコモではダブルネームのプラダとか、ホント、ブリ買いしてたなあの頃は。あとカプリ島のセレクトショップ、ルッソカプリも行った。本当に懐かしい。でも青の洞窟は天候不良で入ってない。2泊したのに...。行きたいぞ Italia!!! 生ハムとかミラノ風カツレツも食べたい!

なんかイタリアのこと書いてるとテンション高くなるな(笑)
1年で3回くらい行った年もあったから、いまも大好きなんでしょうね。あの国が。

※コメントは承認されるまで公開されません。