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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日の1足

2011.01.20

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「ヴァルカナイズド製法のシューズはロープライス」そんな偏見を払拭するのに成功したプロジェクト。それがコンバースが日本において限定展開しているアディクト。これまでもカモフラージュ、クレイジーパターンetc.様々なバリエーションが登場しましたが、最新作はパテントレザー(エナメル)。これが決して華美にならずカッコイイ。年末にSHOES MASTERの河瀬さんも履いてて、とても似合ってましたね。個人的に一番カッコイイと思ってるのがグリーンのスエードアッパーのタイプ。デニムにチノにウールパンツに。あらゆるボトムと相性がいいんですね。今後もアディクトの展開からは目が離せないです。

コンバースといえばかつて「西のコンバース、東のケッズ」というキャッチコピーでケッズがライバルとして挙げられてたけど、いまやケッズにそこまでの力はない。それにこのコピーは日本だけのもので、かつてプロケッズやケッズを輸入していた司葉貿易の社長が作ったものらしい。どの世界にもライバルは必要不可欠で、お互いに切磋琢磨して高め合って行くものです。セナとプロスト、長島と王(かなり古い)。最近だと斉藤佑樹と田中将大とか。

コンバースにとって現在ライバルとなりえるのはPFフライヤーズだと個人的には思います。正直、これまではそこまでインパクトなかったけど、ビームスのプレス向け展示会で見たモデルがヤバイ。このモデルはビームスプラスとのコラボレーションモデルで、昔の風合いを徹底的に再現するために日本国内で生産している。(アメリカにはもうヴァルカナイズド製法のファクトリーはないので)コンバースのアディクト以外では久々にグッときた1足で、今からリリースが楽しみです。

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