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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日の1足

2011.02.04

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アメリカで話題の書となった「BORN TO RUN」により一躍有名となったベアフットランニング。文字通り、裸足で走っている人もいるけど、実際にはビブラムファイブフィンガースetc.の素足感覚のシューズを履いて走る場合もベアフットランニングに含めるようです。自分もビブラムファイブフィンガースのスピードというランニング用モデルでトレーニングしてた時期もあったけど、明らかに短期間で脚力が鍛えられてました。ビブラムファイブフィンガースは、一時期売れすぎて日本では在庫が枯渇気味でしたね。

そんななか、あのメレルから素足感覚のベアフットランニングモデルが登場しました。それがベアフットコレクション。足の保護を最小限とすることによって、人間の足が本来持つ機能性を呼び起こすというコンセプト。これはシューズのスペックやアプローチは違いますが、基本的なゴールはナイキフリーやビブラムファイブフィンガースと共通する部分もありますね。実際に履いてみると五本指のビブラムファイブフィンガースよりも違和感がない。それとシャンクが設置されているので、安心感もあります。それと履いてみて感動したのが人工スエード製のインソールのフィット感のよさ。この素材のおかげで足裏がシューズにピッタリとフィットして快適な履き心地を確保しています。最初はウォーキングから徐々にスピードを上げてジョグくらいのペースでしばらく走りましたが、中臀筋あたりが明らかに刺激されているのを感じました。
まだ3回ほどの着用ですが、通常のランニングシューズを履いた場合よりも脚力向上が効率的かもしれません。ただしこういった保護性の少ないシューズでトレーニングをするときは無理は禁物。最初はウォーキングから始めて、短めの時間でフィニッシュしたほうが無難だと思います。それでも充分効果的なので。今後も通常のランニングの合間にベアフットシューズでのトレーニングを取り入れてみようと思っています。

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