履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日の1足
2011.04.18
ニューバランスが新たにリリースしたランニングシューズであるMR890は、特に軽量性を重視したモデル。新ミッドソール素材REVLITEの採用により、従来の軽量トレーニングモデルよりも45gの軽量化に成功しています。そしてもうひとつ注目すべきはソニックウェルディング(超音波圧着)によるアッパー構造。縫製糸を使用してないので、この部分でも軽量化を実現しています。ちなみに先行発売されているアメリカ市場では良好なセールスを記録しており、ハワイのとあるランニングプロショップでは「これまでナイキのルナグライド+のようなデザイン性にも優れたモデルを購入していたランナーが購入していく」というコメントがあるように、従来のニューバランス購入層だけでなく、プラスアルファの層を開拓するのに不可欠なモデルといえるでしょう。4月某日に行われたイベントでは実際に着用して7kmほどを走りましたが、ゆっくりペースからペースを上げた状態まで、快適なランを楽しめました。日々のトレーニングはもちろんのこと、中級ランナーまでならレースにも充分対応できると思います。これまで沢山のニューバランスのランニングシューズを着用してきましたが、そのどれとも異なる全く新しい走り心地を体感できる1足の登場です。
プレスイベントにはMr.マリック氏も登場。
アメリカのスポーツオーソリティでは同じくソニックウェルディングを採用したM790をフィーチャー。
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