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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日のB級グルメ@台北

2011.05.24

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日本代表の記念すべきワールドカップ第一試合はトゥールゥーズで行われた日本VSアルゼンチン戦。バティのゴールで日本は破れ、TGVの駅から宿泊していたユーロディズニーランドそばのノヴォテルへ戻るバスの中、ガイドさんがフランスに関する小ネタをいろいろ話してくれ、そのなかで一番記憶に残っているのが、「フランスの小学生の一番好きな食べ物はステック フリット。つまりステーキのフライドポテト添え」ということ。フランス=美食の国というイメージがあったから、子供たちの好物はもっと手の込んだ料理だと思ってました。

どうしてこんなことを思い出したかというと、台北の街を歩くと「牛排」と書かれたステーキ屋の看板をホントに数多く見かけるから。台北随一の夜市である士林夜市の飲食屋台が密集したエリアにも牛肉麺、臭豆腐あたりと一緒に何軒かのステーキ屋さんを見かけます。現地の人が食べてるのを見ると、いかにもB級な感じで美味しそう。ということで繁華街のなかでも客の入りの良い一軒のお店「紫牛 100%牛排館」へ。いまいちメニューが理解できないので、一番安い牛排をオーダー。そうすると店員さんが北京語で「ワーッワーッ」と凄い勢いで喋ってくる。ポカンとしてると相席になった女性(キャリアウーマン風)が英語で「ソースはどうする?」って言ってるよと通訳してくれました。謝謝。ペッパーソースを選び、しばらくするとジュージューと音を立てるステーキが到着。付け合せに目玉焼きとスパゲティが添えられたステーキはまさにB級。ソースが焦げる匂いは食欲をそそります。味のほうは世界中で美味しい肉を食べてきた自分には「心から美味しい!」というレベルではないですが、これはこれでありの味。こういうのは週に1回とか月に何回か食べたくなる味ですね。値段も値段だし。それで支払いの段になると、値段はメニューに書いてあった130台湾ドル(約377円)じゃなくて100台湾ドルポッキリだから約290円。安い。あとで店頭の写真を見ると開店記念で月曜から金曜までは100台湾ドルって書いてありますね。ちなみに台湾の牛排事情ですが、今回のような大衆店だけでなく、肉の質にこだわった高級店も人気みたい。今度はそっちをトライしてみたいと思います。

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たった100台湾ドル(約290円)の牛排。フランスのステック フリットと同様に部位や牛の銘柄とかの指定のない庶民価格のステーキです。


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クリームスープとソフトドリンクが無料でついてきます。クリームスープは20年以上前に韓国の同伴喫茶みたいなところで食べたトンカス(トンカツの韓国語式発音)を食べたときについてきたのを思い出しました。たぶんクノールでこんな味があった気が・・・。

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