履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
-
- 2013年
- 2012年
- 2011年
- 2010年
- 2009年
- 2008年
今日の1足
2011.06.24
EASYTONEやZIGTECHのワールドワイドにおけるヒットにより、かつての勢いを取り戻した感のあるリーボック。自分自身も10年間お世話になったブランドだけに、心から嬉しいですね。そんなリーボックが新たなコンセプトでリリースするのがREALFLEX。屈曲性に優れたソールユニットを装備し、人間の本来の足の動きを促進するナチュラルムーブメントを提供するフットウェアです。実際に着用して走ってみると、76個のアウトソールの突起は足裏感覚を足に伝達するセンサーの役目も果たしており、足裏にサーフェス(路面)状況を的確に伝えてくれます。アッパーのほうはある程度のサポート性能も確保しており、ナイキのFREE RUNよりはサポート感を感じられます。このアッパーのサポート感は好き嫌いがあるかもしれませんが、通常のスポーツシューズから違和感なく履き替えできるという点では、若干ですがコチラのほうに分があるかと思います。最初は5kmを最終時速10kmほどでフィニッシュするラン、2回目は時速11kmほどをキープしましたが、無理なく走ることができました。このシューズのソールユニットは平面でなく、曲面を描いており、通常のスポーツシューズよりも不安定なこともあり、インナーマッスルを鍛える効果もあると思います。
REALFLEXですが、現在はアメリカ市場と韓国のみで先行発売されているということで、このREALFLEX RUNのホワイト/レッドカラーは、ソウルのロッテ百貨店本店のスポーツ売り場で入手しました。日本でもまもなくREALFLEX搭載モデルは展開予定になっているらしいので、今からリリースが楽しみです。ちなみに韓国ではこのシューズのようにミッドソールにカラーが付けられたスポーツシューズをカジュアルシーンで着用するのがトレンドとなっており、ナイキのルナグライド+2やリーボックのジグソニックあたりを街でよく見かけました。
REALFLEXのアウトソール接地面は通常のスポーツシューズと異なり、曲線を描いている点も斬新。
こちらはZIGTECHのアパレル。スタイリッシュで斬新なデザインが魅力的なだけでなく、ZIGTECHアパレルコレクションはCelliant社のファイバーを使用しており、このファイバーはミネラルなどから作られ、体が出すエナジーを吸収し、再び身体にチャージ。その結果、体内の酸素レベルを平均で7%アップすると言われています。
※コメントは承認されるまで公開されません。