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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日のB級グルメ@ソウル

2011.06.07

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前にも話しましたが、ソウルという街は一人ご飯がしにくい。東京、香港、台北あたりは意外と大丈夫なんですが。一人で食べている人が少ないから、昔は一人で食事してると、隣のテーブルのお客からちょっかい出されたもんです。最近は滅多にないですが。あと焼肉や鍋は一人前のオーダーは受けなくて、「二人前以上から!」って言われることが多く、サムギョプサルなんかは安いから、どうしても食べたくて一人で二人前食べたりとか。だから今回のように食事のときだけ合流できる知り合いが一緒だと、ホント助かります。

訪れたのは学生街として有名な新村の「ソソモンヌンカルビチプ」。自分が韓国に行き始めた'80年代に新村のカルビといえば、「兄弟カルビ」が有名でしたが、ここは初めて。今回は東京でも時々食事をさせてもらってる山下さんのナビで、妹さんも一緒です。飲食店の老舗の極端に少ない韓国において、'50年代から店を続けているというから期待が持てます。店に到着すると、いきなり行列。並んでまで食べることをあまりしない韓国では珍しい。ドラム缶に炭火を仕込んだ特製グリルで立って食べるという大衆的なスタイルで、店内は煙でモクモク。味のしっかり浸み込んだカルビは野趣あふれる味わい。「これぞ肉!!!」といった感じで、霜降り脂の日本の高級カルビとは対極にあります。立って食べるから、長居はできないんで、並んでいても順番が回ってくるのは意外と早いんです。
数少ない欠点は、付け出しが青唐辛子だけという点。無料のおかずのパンチャンがずらりと並ぶのが当たり前の韓国では珍しい。確実に野菜不足になるから、翌日はキムチやカクテキいっぱい食べたほうがいいです。あと疲れてるときや、お年寄りには辛いかな。

でも美味い肉を短時間で食べるなら最適かと思います。また行きたいお店です。


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日本より早く牛肉輸入自由化を決断した韓国。輸入肉を使う店も多いなか、ここんちは韓国国内牛の肉を使用しています。二人前からオーダーでき、追加は一人前からでOK。今回はカルビ4人前、ビール3本、焼酎1本で65000ウォン(約4875円)でした。


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手際よく肉を捌いてくれるアジュマ。こんな感じで立って食べます。なんで回転が早い。


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今回ナビしてくれた山下さんと妹のマキさん。ありがとうございます。

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