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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日の1足

2011.09.25

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第6回となる今度の湘南国際マラソンは11月3日に開催されます。前回が今年の1月、前々回が一昨年の11月だったからちょっとややこしいですね。そんなことはさておき、この大会に今回も出場します。フルマラソン2回目だった第4回は前半ペースを抑えすぎて4時間47分、そして今年の1月の第5回大会では3時間56分を記録して念願のサブ4を達成しました。今回は「記録は狙わずに楽しんで走ろうか?」とも思いましたが、大会が近づくにつれてテンションが上がり「3時間45分」を目標にすることにしました。本音をいえば1秒でも記録を更新できれば満足ですけど。

着用シューズに関しては、この日の発表会でいただいたMR890で行こうかと思っていましたが、「3時間45分」の目標タイムを考えると、「もうちょっと上級者向けがいいのかな?」と思い始め、白羽の矢が立ったのがRT1100。レース&トレーニング兼用モデル。展示会で見たときから気になっていて、「いつか履きたいなぁ」と思っていた1足です。

実際に足を入れてみるとUS7.5EEだけど、同じサイズのMR890よりも縦寸が短くて、コンパクトな印象。足へのフィット感が高いですがウィズがEEなんで、横幅の窮屈な感じはありません。この日は青山外苑で行われたニューバランスのランニングクリニックに参加したのですが、主な練習が3人1組で約1.3kmのコースを3週づつリレー形式で走るスピードトレーニング。1周が1.3kmと短いこともあり、途中km/4分を切るペースで走りましたが、シューズがどんどん加速してくれる感じ。大げさでなく、背中に羽根が生えたかのようにスピードが出ます。無事3周を走り終えましたが、平均でkm/4分20秒位で走れました。これはホントにスグレモノだと思いましたが、このシューズをフルマラソンで履くのは無謀であることはすぐにわかりました。当初の予定通りにMR890で湘南国際マラソンを走ることにします。反対にRT1100のほうはハーフマラソンまでの短い距離の勝負シューズにしようかと思います。これまでこの分野はナイキのエアズームスパイダーLT+が2年以上も担当していますが、その地位を脅かすくらい優秀です。でも自分レベルのランナーが履くと、足へのダメージはそれなりにありますから、両刃の剣なのはナイキのエアズームスパイダーLT+やアシックスのターサーと同じですが。


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この日一緒に参加したニューバランスジャパンのPR担当の前川くんとプロモーション関係を担当するブーマーの指田さん。前川くんはミニマスのMT10、指田さんはMR1040Rを履いています。


45歳の経験論(46)

あたりまえのこともできない人があたりまえでないことを成し遂げたりするから人間という生き物は面白い。

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