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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日の1足

2012.03.30

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ノースフェイスといえば誰もが知っているアウトドアブランド。最近ではトレイルランニングの世界でも勢力を拡大しています。そんなノースフェイスですが、今春よりロードランニングのカテゴリーにも本格進出。たった65gで拳の大きさに畳めるインパルスジャケットを始めとして、魅力的なアパレルコレクションが揃っています。

一方でランニングシューズのほうで特に注目されるのは、日本が世界に誇るトレイルランナー鏑木毅選手と共同開発したシングルトラックHAYASA。234グラムというライトウェイトを実現しながら、ヒール部分には衝撃吸収機能性能に優れたCRADLE(クレイドル)を搭載することにより、クッション性と安定性の両立に成功しています。

実際に履いて走ってみると、まずその軽量性に驚かされます。ソールユニットは薄いながらもかかと部分にクッショニングテクノロジーを搭載しているので、見た目よりも足への負担はなかったです。自分がサラリーマン時代から尊敬しているSさんが現在ノースフェイスのフットウェアをハンドリングしていて、「軽くてスピードは出せるけど、足への負担はあるかも...」と言っていたから、ちょっと心配でしたが、オンロードでもオフロードでも快適に走ることができました。本来はトレイル向けシューズですが、アウトソールの刻みはそれほど深くないので、オンロードで走った際もそれほど違和感は感じなかったですね。

このシューズのもうひとつの魅力はスタイリッシュなデザイン。機能性はもちろん重要ですが、どうせならカッコイイシューズを履きたいですから。自分が履いたレッドもカッコイイですが、ブラックもラインアップされていて、甲乙付け難い。あと2012年5月18日(金)~20日(日)に開催される、富士山麓を一周する日本最大級のトレイルランニングレース「ULTRA-TRAIL Mt. FUJI」を記念し、限定カラーも4月にリリースされるらしく、そっちのカラーも要注目です。

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