履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日のB級グルメ@千日前
2012.03.22
サラリーマン時代、大阪の展示会は本町にある丸紅本社で当初行われていましたが、途中から大阪城そばのIMPホールへと変更されました。このときの楽しみが京橋駅近くの立ち食いうどん屋でうどんを食べること。ここんちで大阪のうどんの美味さを知りました。東京と比べるとかなり安いのにホント美味い。このときはもっぱら「きつねうどん」を食べていましたが、のちに大阪にはうどんの隠れた人気メニューがあることを知ります。それが「かすうどん」。油かすと呼ばれる牛の小腸などを揚げて油を飛ばしたものが入ったうどんで、これがパンチがあって美味しい。
今回は「松屋」という千日前の道具屋筋にある立ち食いうどん屋で食べましたが、これがやっぱり美味い。「よかったらどうぞ!」と出されたおろしにんにくを入れると、さらにB級グルメ度がアップしてイイ感じに。「きつねうどん」とにんにくは相性は良くないけど、「かすうどん」とは最高ですね。この「かすうどん」ですが、「きつねうどん」と違って、大阪の中心部では立ち食いうどん屋ならどこでも食べられるわけではなく、一部の限られた店にしかないようです。関西の人間でもたまに知らない人もいるぐらいだし。どちらかいうと河内のように大阪府南部のほうで特にポピュラーらしく、まさに大阪の隠れたB級グルメといえるでしょう。東京でも食べられる店があるようなので、今度トライしてみようと思います。
これで300円。普通のうどんと違ってパンチがあります。「油かす」の独特の食感は病みつきになりますね。
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