履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日のイベント@渋谷、青山、六本木
2012.03.20
この日は代々木第二体育館のWhite Mountaineeringのランウェイショーの後、青山ルバロンのNIKE NIGHT TRACKのイベントへ。前者は空港ターミナルをイメージしたショーで、コレクションの素晴らしさはもちろんのこと、演出、音楽にも感動させられました。今週の展示会ではいろいろオーダーしちゃいそうです。
NIKE NIGHT TRACKといえば'80年代のポパイや鎌倉書房のスポーツノートでも紹介された懐かしい逸品。日本では正規発売されなかったことから幻のナイキとして知られていました。この日のイベントではそんなNIKE NIGHT TRACKの復刻版が限定販売されるということから、数多くのスニーカーフリークがオープン前のルバロンに列を作ったとのこと。自分は残念ながら購入できませんでしたが、スニーカー好きの人が結集していて、そういった人々と話せる機会があっただけで価値あるイベントだったかと思います。自分のような人間のことを「昔から尊敬してました」といってくれる人がいたことを知れただけでも...。
そして翌日は六本木ミッドタウンでWHIZのランウェイショー。砂が敷き詰めれたランウェイを2012 AUTUMN/WINTERのコレクションを身に纏ったモデルたちが闊歩します。WHIZは最初に見た頃と比べるとかなり大人っぽくなった気がしますが、ショーからは元気というか活気を強く感じられました。熱狂的なファンがいるのも納得です。このブランドを好きな若いコたちのマインドは、'80年代や'90年代に特定のブランドを熱愛していた世代に近い気がします。PARIYAで行われたアフターパーティに集まった若者たちを見ていて、ふとそんなことを思いました。ホントにこのブランドのことが好きなんだなぁと。
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