履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日の1足
2012.04.17
南国に行くときにはプールサイドやホテルの近所に買物に行くときに履くために、大抵ビーチサンダルを持っていきます。最近はハワイアナスやナイキのソラーソングのことが多いですね。それと最近はあまりないですが、ビーチで海の中に入ることが予想される場にはナイキのアクアソックは必需品。サンゴとか石を裸足で踏むと痛いし、ケガの心配もある。ビーチサンダルだと脱げちゃうし。
しかしながら今回のハワイ滞在では1足のモデルが、その両方を兼任してくれることを知りました。それがTEVAのジルッチ。TEVAの代名詞ともいえるストラップサンダルデザインですが、親指を入れるループが付いているので、他のストラップサンダルよりも踏ん張りが効く。今回は海中に入りませんでしたが、このループが水中でも効果を発揮することが想像できました。それとハリケーンなどの同社の従来モデルよりもソールユニットが薄いので、ベアフット感覚の履き心地も楽しめます。実際に2kmほどランニングしましたが、km/6分30秒前後なら全然快適。ただし走るときは5本指ソックスを履いたほうがいいですが。このサンダルがあれば、プールサイド、ホテル近所の散歩、ビーチ、ランニングとマルチパーパスに対応してくれるはずです。
今回はこのTEVAのジルッチ、ニューバランスのMR00、サッカニーのHATTORIをスーツケースに入れ、アシックスのGEL-QUICK33を履いていきましたが、3足をスーツケースに入れているのに、スペースも取らないし、重量も大したことない。これがアシックスのGEL-KAYANOみたいなアッパーのフレームがしっかりしたシューズが3足だったら、それだけでスーツケースのかなりの部分を占めるでしょうね。
そういった意味でも今回のハワイ滞在ではベアフットタイプの便利さを知った気がします。
フットベッドの表面は足触りのよい人工スエードを使用。素足で履いても快適です。ただしランニングに使用するときは、5本指ソックスを履いたほうがいいですね。ちなみにこのカラーリングは日本未展開カラーですが、日本で展開されるブルーをアクセントカラーにしたモデルもカッコイイ!
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