履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日の1足
2012.05.27
日本においても昨年ランニングシューズに本格 的に参入したアンダーアーマー。リーズナブル なプライスながら高い性能をキープしたプロダ クトはシリアスランナーからも高い評価を得る ことに成功しました。
2012年春、ニューモデルとして登場した CHARGE RCは、従来のランニングシューズの 常識を覆す斬新なデザイン&スペックを採用し ています。アッパーは前部と後部で二分割され ており、足の動きにしっかりと連動。ストレッ チ性に優れたマテリアルを使用することで、高 いフィット感も実現しました。そして注目すべ きは、アウトソール内部はカーボンファイバー を内蔵することで、高い安定性と反発性を追及 しています。昔は前足部は屈曲性を最大限にす ることが、各ブランドの共通した目標として考えられていたから、時代は大きく変わりましたね。
さてこのCHARGE RCですが、マイクロGのミッ ドソールを採用したアンダーアーマーの他のラ ンニングシューズと同様に、スローなペースよ りも速めのペースで走ったときのほうが、 シューズ本来のパフォーマンス性能を最大限に 発揮できるセッティング。kmあたり5分を切るくらいのペースで走ったとき、背中を押される ような高い反発力を感じたのが印象的でした 。まさに足にパワーチャージをされたような。
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