履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日の1足
2012.07.30
この1年で20種類以上のランニングシューズを着用しましたが、意外なことに最も履きやすかった個人的なベスト5に入ったのは、ナイキのルナグライド+3とナイキのズームエリート+、ニューバランスのMR890(現M890)を除くと、日本においてメジャーとはいえない2ブランドのシューズがランクインしています。それがブルックスのピュアコネクトとサッカニーのキンバラ2。後者のほうはヒール部とつま先部の高低差を4mmに抑えたフラットなソールユニットを持つモデルで、自然とランニング効率のよいミッドフットからフォアフット着地を促すように設計されています。軽量なこともあいまって、初心者から中級ランナーまで、楽しく走ることができる1足だと思います。
そんなキンバラにニューモデルが登場。それがキンバラ3で、先行発売されたアメリカマーケットでは早くもベストセラーの一角に食い込んでいます。
キンバラ3は「Outside」や「Runner's World」といったアメリカの雑誌でも高い評価を得ていたKinvara,Kinvara2の後継モデルであり、実際に走ってみると、軽量性やミッドフット着地を促すフラットなソールユニットは継承しつつ、新たに採用されたアッパーのフレックスフィルムよって、しなやかに足にフィットしつつ、適度なサポート性能をランナーに与えることに成功していることを実感できます。またライニングに使用した吸汗速乾性能に優れたハイドラマックスは、高温多湿の日本の夏においても快適な履き心地をキープしてくれました。
外観こそ派手な印象ですが、これまでオーセンティックなデザインのランニングシューズを履き続けてきたランナーが履いても、充分対応してくれる高い機能性を確保している1足だと思います。
日本では8月の上旬にABC MARTの一部店舗で発売が開始されるとのことです。
基本的に公道を走ることが多いので、周囲の交通状況に気を配るために音楽を聴きながら走ることはありませんが、暑い夏はテンションを上げるためにも音楽を聴きながら走るのもいいですね(公園の中に限る)。ジェニファー・ロペスの「DANCE AGAIN」のようなビートの曲なら、モチベーションも上がると思います。
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