履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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世界のHOOTERS@ラスベガス
2012.12.10
ラスベガスマラソンを完走し、それまでアルコールを一切控えていたので、いざHOOTERSへ。しかしながら夜10時という時間帯からか、15人位が並んでいたので諦め、COCOSでステーキを食べ、翌日の夕方4時頃に出直し。さすがに並ぶことなく入店できました。
「FIVE GUYS」でハンバーガー食べたばかりだったので、カウンターでビールを飲むことに。するとオーダーを取りに来たのがヒスパニックの男の子。以前からラスベガスでは食器をかたずけるスタッフに男性がいたのは知ってましたが、オーダー取ったり、飲み物や食事をサーブするスタッフはフーターズガールだったはず。コロナをオーダーすると、持ってきたのもやっぱり彼。ビールをチビチビやってると、「楽しんでる?」とようやく声をかけてきたのはパトリシアという眼鏡をかけた女性。でも忙しそうで、話す暇もない。隣の客は白人男性で、自分にもコービー・ブライアントの魅力を熱く語り、「HOOTERSにはビールを飲みながらNBAを見るために来たんだぜ!」を自分にも強調してたけど、フーターズガールが足りないのか、厨房担当の赤いポロシャツの黒人のオバちゃんがハンバーガーを持ってきたときの、この世の終わりみたいな悲しそうな顔は見逃さなかったよ(笑)。男ってヤツは。
フーターズに来たからにはやっぱりフーターズガールを眺めたり、話したりがないと。ラスベガスという街はゲームをやってる限りはビールは無料(1ドル以上のチップは必要)だし、カジノのバーとかでも2ドルや2ドル50でビールが飲める。なのでその魅力がなければフーターズの5ドルのビールは割高かと。ほとんど話もしてなければチップも沢山は置けないです。
原則として雇用主は求職者に年齢や性別を問えないアメリカ。なので能力ではなく容姿の良い悪いによって採用不採用を決定することはもちろんNG。よってフーターズはこれまでも数々の雇用関係の訴訟を抱えていて、なんとか切り抜けてきましたが、徐々にその影響が出てきたのでしょうか?特にネバダやカリフォルニアのような革新的な州では問題ありそうですね。反対にフロリダ、テキサス、ジョージアといった南部の保守的な地では、昔ながらのフーターズのままだと思います。BIKINISというライバルも出現してるし。
バーのチーフ?として忙しく動き続けてたパトリシア。
ヒスパニック系の彼はシーザー。その名前を聞いたときにシーザーズサラダの由来にローマ皇帝のジュリアス・シーザーは一切関係なく、イタリア系メキシコ人シェフのシーザー・カルディーニの名前が由来だったということを急に思い出しました。
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