履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日のB級グルメ
2013.01.27
「日本で最初のポテトチップスを製造したのはフラ印」とあるバラエティ番組で知って以来、買うようになった「フラ印のポテトチップス」これが美味しいんですね。あまり油濃くなくて。油がサラっとしていて、プレーンなタイプはうすしお味というくらいで、塩味も強くない。なんでヘルシーな感じがしちゃいます。ポテトチップスにヘルシーもなにもあったもんじゃありませんが。
それにしてもポテトチップスは湖池屋かカルビーが日本で売り始めたと思ったら、前述のとおりフラ印が最初。終戦後にハワイから帰国した濱田音四郎氏がハワイ在住時に覚えたポテトチップスつくりを日本で広めるためにアメリカンポテトチップスを設立し、「フラ印のポテトチップス」の販売を開始。当初は苦戦したものの、事業が軌道に乗るとポテトチップスの可能性に注目した湖池屋など他社にも製法を惜しみなく教えたらしい。これはなかなか真似のできることじゃないですよね。
「フラ印のポテトチップス」は現在は濱田氏の設立した会社ではなく、ソシオ工房という別の会社が発売元になっていますが、その味は昔ながららしい。らしいというのは自分は以前の製造元が作っている時代を知らないから。でも一度買い始めると、他のポテチは買う気にならないくらい美味しいですよ。「成城石井」に行くたびに「フラ印のポテトチップス」を買う自分がいます。
ちなみにユーミンこと松任谷由美さんの好物でもあるらしい。
プレーンなうすしおタイプは「成城石井」で270円くらい。100円ショップでもポテトチップスが買えることを考えれば安くはないですが、その分の価値は確実にあると思いますよ。適度な塩味がイイ。ほかにハワイアンサワークリーム味やのりしお味、マウイチップス カイ(海)ソルト味などがあります。
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