履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日の1足
2013.02.24
アシックスのゲルカヤノといえば欧米でも高い人気を誇るアシックスのロングセラーシリーズ。比類なき安定性とクッション性、サポート性で高い評価を得ているモデルです。そんなゲルカヤノのニューモデルであるゲルカヤノ19は昨秋登場しましたが、これがマイナーチェンジではなく、フルモデルチェンジ。かつてのイメージからするとかなり軽量になっているのが、個人的には最初の驚き。実際に走ってみると、自然とkm/5分20秒くらいのペースで走ってしまうほどで、昔のモデルとは大きくセッティングを変えている気がします。とにかく走りやすいんです。もちろん安定性とクッション性、サポート性といったゲルカヤノの特徴はキープしているので、昔からの愛用者も安心ですね。それとアッパーのカラーリングがNEW YORK KNICKSを思わせるホワイト/オレンジ/ブルーを採用するなど、デザインのほうも昔のイメージからは一新されていると思ったら、細身の木型のslimや幅広ラストのSW(スーパーワイド)は昔っぽいシルバーベースのカラーリングでした。
上がゲルカヤノ15で下が今回新登場のゲルカヤノ19。デザインはもちろんのこと、機能面でも大きく変化しています。特に安定性とクッション性、サポート性をキープしつつ、軽量化に成功している点は、日本人ランナーには嬉しいところ。速めのペースで走ってもシューズが足にしっかりと付いてきます。
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