履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日の1足
2013.03.23
ノースフェイスといえば何といっても主戦場はアウトドアフィールド。しかしながら昨年春よりオンロード向けのランニングアパレルコレクションを発表するなど、トレイルランニングではない一般的なランニングマーケットに本格進出しました。しかしながらシューズのほうは「オンロード対応」を謳っていたものの、やはりオフロード寄りの設定だったことは否めませんでした。
そんなノースフェイスのランニングシューズに遂にオンロードにおけるパフォーマンス性能を徹底追及したプロダクトが登場しました。それがハイパートラックガイド。これまでノースフェイスが培ったシューズつくりのノウハウをオンロード用モデルに転用することにより、他ブランドのモデルと何ら遜色のないシューズが誕生したのです。二層構造のミッドソールは上層を衝撃吸収に特化され、抜群のクッション性と安定性を両立しています。
実際に履いてみると、これが想像以上の走行性能の高さ。最近練習時の走行スピードがアップしていて、km/5分10秒前後で走ることが多いのですが、しっかりと対応してくれます。縦寸と横寸のバランスも取れており、アッパーのフィット感もいいですね。これまでもシングルトラックやシングルトラック ハヤサでオンロードを走ったことはありましたが、このシューズほどの機能性の高さをオンロードにおいて感じることはできませんでした。このハイパートラックガイドはオンロードにおいては、それほど走行性能の高いシューズなのです。
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