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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日の1足

2013.03.28

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INOV8B.jpg

海外のレースに出場するたびに気になっていたブランドがありました。それがINOV8(イノヴェイト)。去年の12月のラスベガスマラソンのエキスポにも出展していて、ナチュラルランニングに興味のあるランナーが数多くプロダクトをトライしていました。2003年にトレイルラン向けシューズをリリースすることで創業したINOV8は、現在ではナチュラルランニングの先駆者として確固たるポジションを築くことに成功しています。そして今シーズンよりデサントとのパートナーシップにより、日本での本格展開がスタートすることになりました。

今回トライしたのはオンロード向けモデルのROAD-X233。かかととつま先の高低差が6mmのフラット構造で、前足でのナチュラルな着地を促進する構造のモデル。あえてクッション性やサポート性を控えた構造のシューズで走ることにより、脚力は向上し、ケガの防止にも役立つとのこと。これまでも数々の同種のタイプを履いてきましたが、このシューズはアッパーのフィット感が秀逸。アウトソールのグリップ性も高レベルにありますね。ベアフットタイプではニューバランスのミニマスやメレルのベアフットコレクションを、ナチュラルランニングタイプではアシックスのゲルライト33やサッカニーのキンバラ3などを着用してきましたが、このROAD-X233もローテーションに加えようと思うくらい自分の足にフィットしてくれました。

ちなみにモデル名にある233とは片足のグラム重量であり、他のモデルも同様の表記となります。


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ラスベガスマラソンのエキスポにもINOV8のブースが出展されていて、数多くのナチュラルランニング信奉者が訪れていました。

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