履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日の1足
2013.05.18
1998年、エアマックス、ポンプフューリーが牽引したハイテクスニーカーブームも一息ついた頃、スニーカーマーケットに大きなインパクトを与えたプロダクトが登場しました。それがナイキのエアマックスプラス。フットロッカー系列のフットロッカー、チャンプス、イーストベイ、レディフットロッカーといった同グループのみで展開されました。日本にも当時フットロッカーが進出していたので、自分は大阪心斎橋で購入しそうになりましたが、買わず、後にフットロッカー撤退後はナイキジャパンでも取り扱いがあったので、そのときにブルー×シルバーを購入しました。
このモデルの最も注目すべき点はTuned AIRと呼ばれたエアユニットをリアフットに搭載することによって衝撃吸収性、反発性に加えて高レベルの安定性をプラスしたこと。この機能性の追及にはSKYDEX社のお椀状のパーツが大きく貢献しています。そしてなんといってもエアマックスプラスの特徴として挙げられるのは、そのスタイリッシュなデザイン。アッパーにTPUパーツを配したデザインは、存在感抜群で、当時流行していたナイロンパンツのようなスソ幅の広いパンツにも負けない存在感がありましたが、もちろんショーツとの相性も抜群。今回復刻モデルを入手したことによって、今シーズンのヘビーローテモデルとなりそうです。
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