履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
-
- 2013年
- 2012年
- 2011年
- 2010年
- 2009年
- 2008年
-
-
今日の一品
2013.05.28
ワンマイルウェアという言葉が注目を集めたことがあります。その名の通り家から1マイル(1.6km)程度の範囲のエリアを行動する際に着用するウェアのこと。コンビニ行ったり、郵便局や銀行で用事を済ます際に便利なウェアですね。
スニーカーにも同様な存在があって、自分にとっては2001年にリリースされたナイキのエアトレーナーエスケープがまさにあてはまります。プレストコンセプトのスリップオンデザインは快適な履き心地に加えて着脱も簡単。当初はグアム旅行のために購入したものの、あまりに履き心地がよく、便利なことから玄関に常備し、ワンマイルシューズとあいなったワケ。
そんなエアトレーナーエスケープも購入から12年が経過して、もうボロボロ。アッパーのTPR(熱可塑性ラバー)ストラップも右足のほうは切れてしまっています。ここ5,6年替わりになるような存在を探していましたが、なかなか見つからず、今日まで履き続けてきたわけです。
そんな状況に意外な解決策が見つかりました。それがHICKIESというシューレースの代わりに使用することで、あらゆるスニーカーをスリップオンタイプに変身させることができるパーツです。試しにVANSのAUTHENTICとNIKEのAIR MAX PLUSに使用しましたが、想像以上に機能性が高い。特にAIR MAX PLUSとの組み合わせは「純正パーツ?」と思わせるほど違和感がなかったです。これでエアトレーナーエスケープをようやく引退させることができそうです。
アッパーとコントラストを際立たせるカラーをセレクトするのもありですが、大人が使用する場合は写真のように元のシューレースの色と同色のHICKIESを使用したほうがいいかと。AIR MAX PLUSとの組み合わせは最高に似合ってるかと思いますね。現在はオンラインでの販売になります。
これが12年も履いたエアトレーナーエスケープ。コンビニ、ラーメン屋、銀行etc.こいつとは本当にいろんなところに行ったな。最初に履いていったグアム以外は近場ばかりだったけど。
※コメントは承認されるまで公開されません。