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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日の1足

2013.06.23

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モントレイルといえばトレイルランニングシューズのリーディングブランド。自分もマウンテンマゾヒストというベストセラーを履いていますが、確かに走りやすい。その構造はロード専用シューズと共通する部分もありますが、独自のスペックも少なくない。そんなところもモントレイルがトレイルランニングカテゴリーにおいて、ビッグブランド以上のシェアをキープしている理由だと思います。

そんなモントレイルですが、実はオンロード対応シューズもリリースしています。それがフリューイッドフィール。フラットなアウトソールを装備するなど、いかにもオンロードっぽいスペックですが、実際に履いてみるとモントレイル独自の着用感。まず感じるのが履き口部分のフィット感。かかとがシューズに吸い付くような感覚で、これなら脚力をロス無く路面に伝えられるはず。あとモントレイルによって新たに開発されたフリューイッドフォームは反応性と弾力性が一般的なミッドソールよりも優れているとのことですが、ランニング中にその高いパフォーマンス性能を感じることができました。見た目はちょっぴり重そうですが、300グラムを切っているので、決して重くはありません。

このようにモントレイル独自のテクノロジーを結集したフリューイッドフィール。一般的なランナーはもちろん、普段は野山を駆け巡るトレイルランナーのオンロードトレーニング用にも最適ですね。しばらく走っていると、他ブランドのオンロードモデルにはないモントレイル独自の走り心地のようなものも感じられるので。

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