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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日の1足

2013.07.28

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レインボーサンダルといえばカリフォルニア州サンクレメンテに本拠を置くサンダルブランド。ビーチに捨てられる大量のビーチサンダルを見て「丈夫なサンダルを造れば、この状況は改善されるのでは?」という創業者の発想からスタートしたブランドです。日本でも昔からオシャレなサーファーの足元を飾っていたし、ハワイでも売ってたから自分は結構前からその存在は知ってました。

でも自分は皮革製サンダルといえばアイランドスリッパを愛用してきたので、これまで試し履きは何度もしましたが、購入したことはありませんでした。しかしながらひょんなことからこの夏デビュー。レインボーサンダルは一般的な皮革製サンダルよりも頑丈な素材を使用しているからかなり長持ちするらしいんですが、この頑強さが悲劇を生みます。

歩き始めは足へのフィット感もよく、歩きやすかったんですが、しばらくすると甲の皮が擦りむけて、ベロンチョ状態。しばらく我慢しますが、自宅まであと200メートルというところで、あまりに痛いので「ハナミズキ」を歌うときの一青窈みたいに裸足に。そのままアスファルトの道をトボトボと自宅まで歩きました。そのときの傷がしばらく治らなかったので、あれから履いていませんが、この夏の間でゆっくりと足に馴染ませようと思います。同じ経験をしたサラリーマン時代の後輩は「馴染むまでそれほど時間はかかりませんよ」ということだったので。でも、この痛みを味わうと慎重になりますな。


kizu.jpg

こんな感じで擦り傷に。擦り傷は切り傷よりも治りが遅いんですよね。
自分が大学一年の頃にYou can't hurry in love.という曲をフィル・コリンズがカバーしていて、その邦題が「恋はあせらず」だったけど、皮靴やサンダルを足に馴染ませようと思ったらあせっちゃだめですね。そういえば15年くらい前、トムフォードがデザインしていたGUCCIの皮サンダルでも同じようなことがありました。ストラップがギロチンのように足に食い込んで、痛いのなんの(泣)。

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