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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日の1足

2013.08.13

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KINVARA_4.jpg

アメリカ市場のシリアスランナー市場で高いシェアをキープしているサッカニー。日本でも販売力に関しては他を寄せ付けないABCマートで展開されるようになってから、その存在感を強くしています。自分自身も究極のベアフットランを実現するHATTORIやトータルバランスに優れたナチュラルランニングモデルで、アメリカ市場で良好なセールスを記録していたKINVARA2、KINVARA3、踵とつま先の高低差が0mmのゼロオフセットのVIRRATAなどを愛用してきましたが、最近になって履き始めたのが、名作KINVARAシリーズの第4弾のKINVARA4です。

踵とつま先の高低差が4mmのオフセットは前モデルからと同じですが、クッショニングディバイスがPROGRIDからPOWERGRIDへと変更になり、衝撃吸収性がアップ。これまで以上に幅広い層のランナーにナチュラルランニングを楽しんでもらえるようなスペックになっています。実際に走ってみるとこれまでのKINVARAシリーズと同様に、4mmオフセットのフラットな構造が中足部からの着地を促進してくれます。クッショニングに関しては確かにアップしている感じがしますが、かといって独自の自然な走行感を阻害するものではありません。これまでのKINVARAシリーズと同様に軽量かつ自然な着地から蹴り出しまでのムーブメントを実現しているので、無理なく脚力を強化してくれるモデルだと思います。

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