そばはうす 不如帰 土日限定 フランス鶉の冷やしそば - まさひdiary.（宮澤まさひで）

土曜日、酒が抜けてないヘビーな頭を抱えながら、不如帰へ。
9:35分到着は余裕のシャッターと思いきや、まさかの4番目。
シャッターへの道は程遠い。
まぁ、1stロットには入れているので、良しとしましょう。
目当ては8月の限定、フランス鶉の冷やしそば。

鶉（うずら）ですよ、う・ず・ら。
誤解を恐れずに言いますと、自分の中では八宝菜のトッピングとしてのイメージが強い鶉（の玉子）。
それを使ったラーメンなんてどんな一杯に仕上げてくるのでしょうか。
待っている間の2時間はこちらで見かけたこの一冊。
ここ最近のオウム事件からの流れも含めて、非常に興味深く読ませていただきました。

そうこうしているうちに、あっという間の二時間は経ち、猛者どもの入店と相成りました。
食券を渡し、待つ事10分程で着丼。


フランス鶉の冷やしそば \1,250-
日本で初めてフランスブルターニュ地方の鶉の養殖に成功した生産者のもとに直接足を運び
特別に分けて頂いている鶉を使用しているらしいです。
トッピングは白髪ネギと青ネギ、鶉のほぐし肉、鶉の玉子が1.5個、蛤、そして、野菜の中で一番大好きなアスパラが！
嬉しすぎる！アスパラが乗ってる時点で美味いの確定でしょうよ！
「男にはアスパラとポテサラ、そして、ハムチーズを、
女にはアボガドとパクチー、そして、バーニャカウダを与えればよし」
とは、誰かの有名な言葉ですが、まったく持って仰せの通りでございます。
少なくとも男のソレは、まったくもって自分に当てはまる言葉。
アスパラ、ポテサラ、ハムチーズは、独身男子の三種の神器ならぬ、
三種の珍味と言っても過言ではないと、持論を展開してみるが、世の男子諸君はいかがでしょう？
ま、余談ですがね。

さて、まずはスープを一口。
うわっ、はじめましての鶉ですが、こんなに濃厚なんですか。
独特なコクというか、深くて濃厚な味。美味し。
このスープが氷水でキンキンに締められた麺に、まぁよく合います！
鶉のほぐし肉は、ささみっぽいんだけど、味が濃くて非常に美味です。
蛤は、貝殻の後ろを箸でこすって、全部頂きましたよ。
ふと、隣を見ると、1stロットのみんなで、蛤の貝殻の後ろを箸でこすってる・・・
いやー、非常に微笑ましい光景。
玉子は味が非常に濃厚！噛む毎に味が広がる、くぅ～、BEER飲みてー！
我慢我慢。
そして、アスパラはシャキッとした歯ごたえを残した絶妙な茹で具合、
先っちょは柔らかく、大空と大地の中で育まれた濃厚な味が広がります。
最後にレモンを絞り上げると、あら不思議、より鶉の味がくっきり浮かび上がってくる。
鶉の魅力を十二分に引き出した素晴らしい一杯ですね。
ってことで、

スープまで完食。
大変おいしゅうございました。

そばはうす 不如帰
渋谷区幡ヶ谷2-47-12
03-3373-4508

こちらは8月の土日のみ、1日限定10食です。
確実に食べたいなら10時前には行くべきですね。