うそつき。 - シックスセンス（シガ アキオ）

きのうダライ・ラマになら会ってみたい、なんて言ったけど、ネパールにも同じように“生き神様”がいる。少女の名は「クマリ」と言って、普段は首都のカトマンズに住んでいるそうだ。
ネパールは日本と同じく多神教の国（ヒンズー教が大体）だけれども、チベット仏教と同じように彼女が生まれながらに神様というのではなく、４歳から初潮を迎える前の一般大衆の少女の中から選ばれるのだそうだ。もちろん様々な厳しい選考基準があるのだろう。でもその少女はそれでも一生神様として暮らせるわけでもなく、初潮がくるか大量に血を流すケガなどがあればその時点で人間に戻り、また新たな「クマリ」を探すという。
それで、先日、その現在のクマリちゃんがアメリカへ渡った。テレビのドキュメンタリー番組に出演するためだ。ただ、「クマリがネパールから出る」という事は大変珍しいらしく、米国在住のネパール人はとても驚き、そして彼女に直接会えたことに感激したそうだ。
というのが先日あったニュース。ところがそれが原因でこんなことになってしまった。あらら。
それからこんなニュースも。「赤ちゃんは嘘つき」。
簡単に言うとそーゆーこと。心理学者の研究によると、これまで「嘘をつく」って行動は子供は４歳くらいから始まるとされていたのだけど、どうやらもっと早い段階の生後６ヶ月あたりから「嘘」を覚えるらしい。最初は「嘘泣き」「愛想笑い」などでママの気をひくことを知り、生後８ヶ月にもなるとさらに高度な知恵がつき、何か叱られそうな失敗をすると、それを誤魔化そうと偽装行為をするそうだ。
まあ、それくらい人間て進化した動物だから当然のような気もするけど。あと、よく生まれた瞬間から、男は男で、女は女だって言う。たとえ赤ん坊でもメスはオスに対して色目をつかうというか、気を引かせる動作をするそうだ。あー怖い、怖い。