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中原さん。
2007.09.15
先日は事務所の代表であり、スタイリストの古田ひろひこ氏の41回目の誕生日をオフィスでスタッフと祝った。一年前は盛大に祝ったけれども、それから一年なんてあっという間である。
ところで、アシスタントは若さのせいかいつも腹を空かせている。ワインのつまみに用意していたオードブルなどは気がつけば一瞬で無くなり、じゃあ出前でも取りなよって頼んだピザも面白いくらいあっという間に彼らの胃の中へと消えた。それでも物足りなそうにしているアシスタントのノブ(双子で二人ともスタイリスト・アシスタント)に、普段どんだけ食うのか尋ねると、「家で米炊く時は一升ッスね」と答えた。
一升って、つまり10合だ。彼の言ってるコトが信じられなくて、「おまえはギャル曽根か、テキトーこいてんじゃねーよ」つったら、「マジっす」と真剣な顔で言う。じゃあ、見せてもらおーじゃんと隣の吉野家で特盛り牛丼を買えるだけ買ってこさせた。
目の前に並んだ牛丼を前にいくつ食えるのか尋ねると、「最低でも三杯はイケます」と。じゃあ食いなよって皆の熱い期待を背負い、ひたすら牛丼をかっこむノブ。誕生日を祝う会がなんだかおかしな空気になってきた。
だが、牛丼二杯目に突入したところで急にペースダウンし、彼はトイレへと駆け込んだ。涙目で出てくるなり、「ざけんじゃねー」「口だけかよ」「ガッカリだぜ」「バカ」など散々たる罵声を浴びせられ、
「おまえ、罰ゲームね」
そう冷たく宣告されると、素敵なスタイリングを施され近所のコンビニへ食後のスイーツを買いに走らされる。ただ皆酒に酔っている為、気の利いた“領収書”の宛名が思いつかず、
「株)薔薇族でいいや」
って持って帰ってきた領収書の宛名は「バラ族」。薔薇が漢字じゃねーじゃん、しかも前株忘れてるよって、はい、やりなおし。厳しい世界である。
さて、昨日は友人のユウキちゃんが息子の顔を見に遊びに来た。彼女は以前、とあるユニットでボーカルをしていたのだが、この度めでたく事務所も変わりソロとして11月にアルバムデビューする。ライブも何度か見たけどいい感じ。がんばってほしい。ところで、彼女とは知り合って何年も経つのに、本名が大小原(ダイコハラ)だというのを、つい最近知った。“大小原”ユウキ、なかなか聞かない名だ。たしかにインパクトもあるが、この際、間をとって“中原”さんでいいんじゃないのか。同じように、ふだん仲の良い友人も、たいていニックネームや名前で覚えているので、じつは本名を知らない人もたくさんいる。というか、知ろうとしてない。うちの野球チームのエースピッチャーなんて、苗字が“黒木”ってだけで“ジョニー”だ。むしろ今じゃ、彼を黒木として認識してるメンバーが何人いるのか。
「X-SEED 4000」
ネーミング通り、高さ4000メートルの巨大建築。バブル期にはこんなもんを東京湾に建設予定だった。つーか今も?
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